布石のスタンダードを追いかけよう。


 こんばんは。豆腐の角だ。

 きょうは星へのカカリへの受け方の歴史を紐解いてみよう。

 黒1のカカリはもっともスタンダードなカカリ。これに対し昭和の頃は、受けるなら断然2、ケイマ受けなど論外という時代だった。

 ケイマで受けようものなら怒られるという時代だったらしい。2のメリットは星とあわせて四線に石を二つ配置することで高さを保ち、閉じ込められにくく、発展性、そして黒1に対して攻撃力のある受け方ということだ。

 デメリットはAのツメで、地に甘くスソが両側あくので攻められるデメリットもあるということだ。これが原因で、現在の布石での使用率はだいぶ下がる。とくに白番では。

 黒番であれば、積極的に打つことが求められているため、攻撃力の高い飛び受けは、白番よりは使用率が高い。中国流などで見られることが多い。

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 現在のもっともスタンダードな受け方であるケイマ受けは、地に辛く安定している一手だ。隙がすくなく、左下をこれで打ち切っているメリットが見直されて昭和中~後期から多用されることが多くなった。

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 先ほどの一間受け時と同じAに対してはBで綺麗に治まることができる。これでもう隅に手はない安定した約15目の白地を確保することができる。
  
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 黒番の小林流は、積極的に辺のスペースを取り、高い展開力と攻撃力を備えた構えだ。迂闊に近づこうものなら、凶悪な攻めをくらい、たちまち主導権を取られ、あっさりと首を取られるだろう。
 
 5のカカリに対しての6の隙のないケイマ受けは、正しい回答だ。もうこれで不安がないので、下辺、右辺に対してアプローチをかけることができる。

 Baidu IME_2017-1-26_23-22-40

 ここで6の攻撃的な一間受けは望ましくない。7と開かれた時、Aが残るからだ。同じように右下から軽くアプローチをしているといつまでもAが借金として残る。しかしBなどヒラキをうてば、白は左下から左辺かけて三手もコストをかけたことになる。

 黒はそうなればCと構え、右辺、下辺と制し、主導権を握ることになるだろう。辺を一つしかしめておらず、後手番の白だ。いくらなんでも遅すぎる。

 また、7とヒラキをうたれると5に対して攻撃的な手段は打ち込みだが、上からツケられて模様の手助けをしてしまうため、あまり黒としては怖くない。なので攻撃的な6の受けは隙を与えただけに終わる可能性が高いだろう。
  
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 しかし、ケイマ受けにも弱点はある。ケイマ受けの位置は第三線だ。つまり上からの圧力に弱い。つまり閉じ込められやすく、模様に不向きなのである。

 白番だ。次の一手はケイマ受けの弱点を突く。私の好きな一手で、よく多用している手段だ。

 そして今後の布石にも影響していくとこになるかもしれない。なぜならプロに60連勝をしたAIも多用をしている手段だからだ。
 
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 さて次回にまた会おう。

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