ども~おはようございます。豆腐の角です。
夏休みということもあって、指導が連チャンで毎日4回、6回入ってて中々更新できず申し訳ないです(^_^;)
さて、昨日体験でこられた生徒さんが、軽い鮮やかな打ち方に憧れるのだけど、なぜかいつも石を重く打ってしまう。
という事をおっしゃられたので石の重さと軽さについて説明します。
まず、最初に自覚してほしいのが、囲碁は主張のぶつけあいです。
社会人になると言葉に責任が生まれますよね。自分の言ってしまった事には責任をもたなければならない、というあれです。
囲碁の石の重さも同じ事が言えます。
白1と打たれました。ここで黒の一手は・・・・・・
弱い石だから逃げる、とても自然な発想のようにみえる2ですが、3と打たれて、逃げた石を活かす場所がありません。1の石も二間にヒラキを打たれているため、攻めれません。働かせる場所がないのですが、逃げた以上は逃げないといけません。
「私はこの石を見捨てません、助けます。右辺で稼がれた地よりもあとで得できます」と主張してしまったのなら最後まで逃げないとより苦しくなるんですね。これが囲碁の責任であり、「重さ」でもあります。
逃げた以上はこの黒石を右辺で稼がれた地以上に活躍させなければいけません。それってとても重い借金を返す責任がのしかかっているということです。
つまりこの飛んでいる黒石は、「重い」です。

よって黒2の時には三三に入って捨てることが「軽い」打ち方となります。右下で利益を上げましたから、もう頑張る必要がありません。責任が生じないので軽いのです。

他にも2とうちこちらから打つ打ち方もあります。これも軽い打ち方ですね。

このように囲碁は言葉でできていて、言葉と責任で考えると色々な事がわかりやすくなったりします。
ブログランキングやっています。一日一回ぽちっとおねがいします。
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト