ども~こんばんは。豆腐の角です。
今日ご紹介する本はこちら。
将棋の大山先生の「勝負のこころ」です。
私が持っている本は新装版ですが、Amazonでは売っていないようなのでこちらのほうをご紹介させていただきます。
大山先生といえば将棋界ではもう神様的な指し手ですよね。将棋を指さない人でも名前くらいはしっているのではないでしょうか。
勝負師として一流の先生の言葉は、囲碁にも役立つ事、通ずる事がたくさん載っています。
特に今よりも弱かった、当時の私の考え方を変えた一文をご紹介しましょう。
「受けとは攻めである」
「私の場合、受けといっても単なる守勢を意味するものではない。相手に踏み込まれやむなく受けるというのは本当の受けではない。それは後退という意味で守りという役を果たしていない。
相手が踏み込んできた時いつでも反撃できる体制を整えておく。あくまでも攻めを前提として守りを固めるのが本当の受けである」
当時の私は攻めというと「動」の手が攻めだと思っていましたが、動かず、隙をなくすことが攻めになるという発想に大変感銘したのを覚えています。
形勢が悪い時、隙をなくしていき、大きな戦に持ち込むチャンスをつかむ。また、こちらに隙がなければ、相手も簡単に勝てると思っていたのに、中々先が見えないことに焦る。
局面的にも、精神的にも「攻め」ているのです。
精神の狂いは、きちんとした局面を見る目を曇らせます。
碁は平均250手としても長い。長いときは300手を超えます。長くリードを維持し、目も曇らず……となるのがどれだけ大変なことか。
大山先生の考え方は他にもたくさん勉強になることがたくさんありますが、あとは本書をご購読いただければと思います。
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