ども~こんばんは。豆腐の角です。
接近戦についてここまでいろいろと書いてきました。そろそろ大事なポイントをまとめていきましょう。
接近戦のポイントの一つは「ダメ」です。ダメを詰めたりダメの数を増やすことが一つ。ダメの数が多いほど強い石で、ダメの数が少ない石ほど弱い石です。
接近戦の目的は、いい形を作り、布石で占拠した大場(たとえば三連星で辺をしめてるところとか)を相手が入りにくい状態にしたり、より有利な戦いができる体制作りであったり、 相手の形を崩して相手の地をつくりにくくさせたり……
相手の形を働きにくい形・働きのない石にしたり、自分の石が働きやすい形・相手よりも仕事している石を作ること。
まあ大雑把にいえばそんな感じですw
さて、図は黒番です。あるところへ打たれると一気に黒の形がしょぼんとし、白の石が働きます。
まあでも普通の手です。滅茶苦茶かっこいい手とか妙手とかじゃないです。

正解は黒1のノビです。余りにも普通すぎてみなさんのほうがしょぼんとしましたでせうか。
でもこの手がすごく大事な手で、ここに打つ事で黒もそれなりの仕事をしそうな(左方から下方にかけて)一団の石となります。

白に1と打たれると一気に黒が不安定な石になります。この
一団の黒が弱くなり攻められるだけの石になれば、それは働きのない石を作った、ということになります。 前図はまだ働きそうな気もしますけども。

ちなみに黒2と打つと3でタネが取られてしまいます。

タケフにツグよりありませんが、なんだか石が内にこもった感じで全然働きそうにみえませんよね。
こういう石を作らせたり、作らないようにする事が接近戦のポイントの一つです。

黒1のハネ、この手が打てるならノビよりも働きそうですが……

やはり2と打たれてAをみられます。自分の健康状態(ダメの数)を疎かにしたまま仕事をすると、身体を一気に壊してしまいます。

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