ども~こんにちは。豆腐の角です。
阿刀田高の「○○を知っていますか」シリーズ風のタイトルにしてみました。
しらない人には全然わからないでしょうねw
ここ最近、「ダメ」の重要性について口がすっぱくなるほど語ってきました。このブログを愛読して頂いている方にはすっかり耳にタコが出来ているかと思います。
昔、偉い人が「初めに言葉ありき」といいました。
言葉なしには何かの概念を認識することはできない、認識できないものは存在しない、という事だと思います。
ダメという言葉を知らなければ、認識することができず、そのままほったらかしで打ち続ける事になります。
言葉を知ることはメリットだらけです。しかし、案外初段の方でも囲碁用語をあまり知らない。ツケコシの事をツケギリと言ったり……これは非常にもったいない事です。
なぜなら言葉を知ることで、思考をショートカットすることができるからです。 下図はヨセの問題です。私はこれをみて、ああ、あれだなとすぐに思いつきます。

ふつうにヨセるのは失敗。これはただのヨセです。

「ハナヅケ」という手筋です。天狗の鼻ヅケともいいます。手を読まなくても、言葉を知っていればぱっと読みをショートカットしやすくなります。

3まで渡って白地が大幅になくなりました。2で3は黒2です。

今度は「ツケコシ」です。言葉だけで打つ場所がぴんときたらしめたものです。

1と3のツケコシ二連打のあとに5の切りが決め手。

言葉を知っているけど、打つ事が出来ないという場合、言葉とその意味するものについて重要性を認識していないため、というのが打てない理由の一つにあると思います。
囲碁の棋書に囲碁用語について詳しく書かれた本はあまりありません。あっても、言葉だけで図と一緒に説明しているものがあまりに少ない。格言はあるんですけどね。
囲碁界で実はもっとも軽視されているのが囲碁用語なのです。
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