囲碁の経営学~サバキ・シノギについて1

 ども~おはようございます。豆腐の角です。


 サバキ、シノギっていうのは、基本的に相手の石数の多いところで起こる戦いです。

相手の石数が多い敵陣での戦いですから、気持ちとしては自分有利どころか、五分五分の戦いすらもとめなくていい。だって元々相手が多いところなんですから、苦しいのは当たり前です。敵陣では3対5くらいの戦いを目指せばいい。

 10人の相手社員がいる会社に、単身のりこんで有利になるほうがおかしいと考えましょう。だから本来サバキ・シノギっていうのは、気楽に考えていいところなんです。

 だからプロは攻めよりもサバキ・シノギのほうが楽という人が多い。攻めはタイミングが重要になってきますから、難しい、と知り合いの棋士はよく言っています。アマは石が死ぬのが怖い、攻められるのが怖いで、シノギ・サバキは嫌いと答える人が多いですねw私もそうでしたけどw


 白番です↓右辺から右下が大きくなりそうですので、白は右下からなにか打つところ。


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 1と打つのは全部助けようとした手で、重苦しい。以下6まで、黒は攻めながら地を作る理想的展開です。白は眼がありませんし、息苦しい。

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 そこで↓1が面白い手です。ちょっとキリキズがあって少し怖いかもしれませんが、敵陣が多いのでちょっとくらい取られても構わないのです。
  
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 ↓2と切ってきました。これは罠で、3から5の突き出しがうまい手です。7まで、黒は一目を取りましたが、元々右下は生きている石でした。元々あった黒地から少し増えただけです。白は7と突き出したことで、■の石の価値を暴落させています。これは白が7対3くらいの分かれでうますぎます。
 
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 ↓そこで2押しから6とケイマで右辺を拡大。白は7と下辺を牽制しました。これは有利とはいえませんが、まああまあの分かれです。相手石数が多いところでは「まあまあ」程度でOKなんです。コツは全部助けようとしないことですね。

 黒の多いところでの戦いでしたから、有利にならなくてもいいんです。白だって上辺左辺と白が多い場所があるのですから。有利なところでは有利な別れを当然目指さないといけません。

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 今日はマクロな視点で見ていきました。次回はミクロな視点でサバキ・シノギをみていきたいと思います。

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