ども~こんにちは。豆腐の角です。
では昨日の宿題を。
まず状況確認を。左辺は元々白の多い所です。なので左辺で戦いになれば、白が有利になります。なので黒は左辺でガツガツと戦いたくない。そこで×の黒を軽くみて、9と打ったんですね。左辺では遠慮して、無理せず右下に黒のバックが控えている下辺でポイントを得ればいい、という意味です。
場合によっては×は取られてもいい、とみています。

10の意味は黒を繋がらせないという意味ですね。13まで。左辺が大きくみえますが、後にA~Cなどから打つ狙いが残っており、完全に取られているわけではありません。
13とヒラキになれば右下と連動して不満なしです。
黒9「左下あげるわ~その代わり下辺の開拓地をくれ~」
白10「ええよ~左辺くれたらどぞ~」
と、会話が成立している事がわかります。

ちなみに黒9で下図のように助け出そうとしても、10とヒラキで地を稼がれ、黒は得ているものがありません。11と攻めようとしても、12で攻めてるのか、攻められているのか……
左辺は白が多い所なので、左辺で大きな地をつくったりするのも難しそうです。主導権を握られ、白の打ちやすい碁になりそうです。

実戦は10とツケました。この手は下辺を開拓したい黒の狙いを邪魔しようとしています。と同時に、黒に「どうする?」と質問しています。

11と打てば予定通りですが、12が良い形で左下を制されます。これも一局の碁です。

そこで11とノゾキました。白10は黒に11とノゾキの形でスミを稼がせるデメリットがありますが、それを打たせることで白が外側に石がきます。黒が左下で稼いでる間に、26とヒラキで逆に白が下辺を打つことになりました。
白は下辺に回れましたが、黒も白の多い左下で黒地を10目以上作り、双方互角の展開です。
10「下辺大事にするんやったら11でええ形なるけど、どっち大事する?」
11「それ嫌やから下辺諦めるわー左下くれー」
12「おっけ~交渉成立やな~」
とまあこんな感じの会話をしているイメージでwww

碁を打つ時、棋譜を並べるとき、会話のキャッチボールを意識してみてください。考える癖がつきますし、手拍子での凡ミスも少なくなります。
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