ども~こんにちは。豆腐の角です。
囲碁界は上級から中級者は結構いるのですが、初段から人数がガクッと減ります。
中級、上級から伸び悩んでしまう方が多い。
当然レベルが上がれば、上達するのにより高度なレベルが求められるから……というのもあるし、もちろん理由は色々あるのですが、囲碁界の場合は大体が
教える上手に問題があることが多いですね。
結構教えたがりの人は多いんですけどね囲碁って。でも高圧的な教え方(アホだの馬鹿だのw)をされたり、無茶苦茶な手でボコボコにしたりで、下手の気持ちを萎えさせている人が多いのが現状ですね。いわゆる下手いじめ。なにが楽しいのわかりませんけどね。
囲碁ってなんか暗そうな人たちがやってそうなゲーム、って囲碁知らない人が言ってるのをよく耳にするんですが、こういう事をされている人をみるたび「たしかになー」と思うんですよね。
才能とか、年齢とか、もちろん多少は関係あるかもしれませんが、皆さんが思っているほど関係ないと思っています。
私が直接教えている生徒さん、Nさんは50代後半の方ですが、教え出して半年、初段だった棋力が三段に飛び級になりそうな勢いです。
Aさんは70代後半で、たしかにNさんよりはスローペースではありますが、今まで全く勝てなかった教室(うちのとは別の教室)で先日、トーナメントで優勝。初昇級することができました。まだ囲碁初めて2年らしいですが、3級の人と互先で勝ったり負けたりしているそうです。
初段になれない人が多い理由は、上手に問題がある点がひとつと、
努力の方向性が違っている事です。
たとえば定石を100個覚よう!定石!定石!って勉強して、それがその人に本当に必要ならいいのですが、定石を学ぶ事がその人の上達ポイントからずれていれば、殆ど上達につながりません。
かえって「こんだけ努力したのに上達しないなんて、才能ないんだ」 と思って逆効果になります。
努力はみんなしているんです。でも
正しい努力をしている人は少ないということですね。
ちなみにAさんは 一年前、通ってらした教室がひたすら定石を覚えさせられる所で、Aさんには合わず、二ヶ月経っても1勝すらできませんでした。当時12級。
そこで私が教える事になり、Aさんに必要な事(カケ眼とかダメの数とか)を教えるようになって結果が出るようになりました。 いまではその教室には、月に一度のトーナメントだけ参加されているそうで、最近は「ありゃあ~どっかで修行しとるぞ」とか言われてるそうですw
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