囲碁の経営学~捨石は盤上の交渉術


 ども~おはようございます。豆腐の角です。

 今日も美味しい豆腐になるべく、音楽を聞きながらノリノリで書いていきます。


 石を捨てるのと、取られる、は大違いです。まずは石を捨てることについて考えていきましょう。

 石を捨てるという行為は、商業的交渉とも言えます。価値が低い石は売りに出す(捨てる)ことで効率化し、経営をスムーズにすることができます。

 社員の権利を相手に譲る代わりに、土地(陣地)と交換したり、相手の社員とトレードしたり。あるいは、取らせることで相手にコストをかけさせることもあります。

 
 ↓の図は白地が10目以上あり、下辺に黒地はありません。ところが、捨石を使うことで……


 Baidu IME_2013-8-30_7-58-11

 ↓の1出、3の切りから5と二子にして捨てます。黒は二子を交渉材料に、下辺の白地をくい破りながら、一子を制し、下辺が黒地になりそうです。この交渉は明らかに黒のほうが儲かりました。

切り離された白石の価値は大暴落ですし、10目以上見込めた白地は確定地8目になってむしろ減っています。(3と5の石も白の資産なので、地の計算をするときは取った石も白地としてみると分かりやすい)

Baidu IME_2013-8-30_8-0-22


 ↓両方頑張ろうと前図8で1と打つのは以下8まで攻めあい黒勝ち。

Baidu IME_2013-8-31_8-17-15


 ↓今までの図は白辛すぎるので、白は4と捨てることになります。ここで前回の効率的な取り方の記事に書きましたことが影響します。▲が別になくても二子は取れますし、ムダ石ですよね?黒二子取った形は厚い。そうなると▲に石がなくても黒は困りません。▲はもっと別の所にあったほうがいい理屈です。だから白は捨てやすいんですね。

 とはいえ一応黒も二子取ると殆ど外壁の黒は生きたようなもので、一つくらいムダ石があるくらいでも、取る価値はあります。白も先手が取れるので、お互い互角の分かれとみるべきでしょう。

Baidu IME_2013-8-30_8-3-40


 このように捨石は交渉材料として使うことで、お互いの社員や土地と交換したりする非常に面白い分野です。


 次回は捨石を死活から見て、「コストをかけさせる捨石」をみていきましょう。


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