盤上の経営者に学ぶ~「武宮自然流編」 第一局2-1


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 いや~ひさしぶりにNHK杯みてたら遅れてしまいました(^_^;)


 前回の続きです。まずは状況を整理しましょう。黒が上辺にモタレ、楔を打ち込んだことにより、上辺への退路を断ちました。では今度は左辺です。

 モタレる石は、相手の石数が多く、根拠のある強い石です。左辺は大ゲイマ、二間にヒラキも打っていて、石数と根拠が充分ある強い石で、モタレやすい石です。(根拠とは、生きるためのスペースのようなものです)

 それを踏まえて実戦の次の一手は・・・・・・ 
 
 Baidu IME_2013-11-24_9-16-39

 黒1のツケでした。たぶん予想外だと思われた方が多いのではないでしょうか。白の石数が多いので、白は厳しく打たざる得ません。自分の石数の多いところでは厳しい手を打たないと甘くなりますよね。実はそれが狙いなんです。相手に有無を言わせない打ち回しを見ていきましょう。

 

 Baidu IME_2013-11-24_9-18-17

 たとえば4とヒキから以下9まで。白は普段なら黒の実利と厚みという相場の定石ですが! 

 白は外回りに石がきましたが、上辺に楔を打ち込んだ黒が強く、白の厚みを牽制しています。つまり白の厚みが働きにくい。黒は一方、白が左上に4手もコストをかけたところで悠々と地をガラガラにしました。この別れは白の商売あがったりです。 

Baidu IME_2013-11-24_9-22-29

 そこで実戦の白は、生きを与えないよう、1と全部取りに行く厳しい手を打たざる得ませんでした。厳しい手だから一番いいって?ノンノン。厳しい手は力を入れた手です。つまり厳しい分、相手にその力を利用されやすいという意味もあるのです。

 そう、相手が力を入れてきたら、自分は力を抜くのです。つまり捨石ですね。黒は最初からそのつもりでした。だって相手の石数が多いところですから。

 3の状態で一度放置し、12のキリの筋、13のアテの筋を残して4とまたツケ。また6とこれも捨石です。白は左上に13の当たりの筋など、色々なイヤミがあって取るしかありません。

 難しい講釈は置いといて、どうでしょう。見事に黒の包囲網が形成されました。 

 Baidu IME_2013-11-24_9-28-52

 原型をみてみましょう。白の左上はまだ白地ではありませんが、仮に白地として見てみましょう。大体■の26~27くらいでしょうか。元々白地だと思うと、黒がスミに打ち込んで取られても、それほど大したことないことがわかります。

 つまりモタレやすい石だということです。

 
 Baidu IME_2013-11-24_9-30-37

 
 まだまだこの碁は続きます。次回もよろしく。

 ブログランキングはじめました。一日一回ぽちっとおねがいします。

 
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

豆腐の角

Author:豆腐の角
ども~こんにちは。豆腐の角と申します。

棋力は東洋囲碁八段~九段を行ったり来たり程度。兵庫県を中心に、関西で囲碁を教えて生活しています。

現在の所、ネットはカフェトークをhttps://cafetalk.com/tutors/profile/?id=36141&lang=ja参照ください。

リアル個人指導一時間2500円。棋譜添削は三局分を簡単にまとめたものを千円でやっています。(需要の状況により、値上がり変更があるかもしれませんが、ご了承ください)
入門は30分500円から。お気軽にどうぞ。

カフェトークはちょっと無理!でも豆腐は信頼できる!という方は、豆腐とご相談で直接やりとり契約もおkです。生徒さんとの信頼の元やらせていただいております(´・ω・`)

 

みくろっく

みくろっく
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
囲碁

FC2Blog Ranking

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
趣味・実用
674位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
149位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索フォーム