ダメの重要性~ほとんど誰も触れない囲碁の話。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日は失敗のポイントのズレ、という話です。 
 
 石が混み合ってきた時、上手に石を取られたりボロボロにされた時、アマチュアがよく使う言葉が……

 「読めてなかった」です。

 私はこれ、失敗のポイントがずれてしまっているなと思っています。

 もっと突き詰めて考えてみましょう。そもそも「読んでなかった」と思うのです。それはなんでかっていうと、危ない石だと認識していなかった、からです。

 危ない石だと気づいていれば、誰に言われなくてもそこをしっかり読むはずです。そこで読んで、大丈夫だと思ったけど潰されたのなら、読みぬけがあったということでたしかに反省すべきは「読めてなかった」ということになりますが……

 そうでない方が大半です。つまり反省すべき点は、危ない場所を認識してなかった、というところですね。

 
 ではどうすれば危ない石にきづけるのか?といいますと、すべては入門書にすでに書かれています。

 それは以前囲碁入門でやった石の逃げ道、いわゆる「ダメ」です。このダメが詰まっている石ほど弱い石で、詰まっていない石ほど強い石という認識がない、あるいは教える人がほとんどいませんorz

 強い人ほどこのダメが一つ詰まるかどうかを考えています。それくらい重要な事なのに、どの本にも殆ど触れられる事がありません……
  
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 より実戦的な形をみていきましょう。以下の二つの形、どちらのほうが白弱く見えますか?

 左ですよね。左側が二目の頭みずはねよの形。右は違います。ダメが一つ詰まっているだけでハネの威力が全然ちがいます。

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 詰碁の形でもダメの重要性がわかります。皆さん詰碁を考えられるときは大抵中を考えられるのですが、詰碁っていうのは周りに外壁が整えられております。つまりはダメが詰まっているの詰碁です。詰碁の詰はダメヅマリの「づまり」の部分でもあります。
 
 白四つを覆っているダメが一つでもあくと殺す手段はありません。

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 詰碁などは読みを鍛えるのはもちろんですが、それ以上にダメヅマリに敏感になるためにやるものです。

 実戦で詰碁ができているのに、詰碁に気づかなければ、「読む力」の意味がありません。

 ダメの話だけで一冊の本を書けるくらい大事な分野です。

 皆さんももっとダメに敏感になりましょう。相手が石をひっつけてきたとき、なにもないとしてもダメが一つ詰まった、と認識する癖を意識してつけましょう。そうするだけでだいぶ違うと思いますよ。

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石と地の効率を良くしよう(1)碁は一手で一石二鳥以上を目指すゲーム~

 ども~おはようございます。豆腐の角です。

 囲碁って何がいい手なのか、何を目指せばいいのか?というのをこのテーマで勉強していきましょう。

 囲碁は効率を求めるゲームです。これ言われただけだと効率ってどういうこと??って言われるんですが、私たちの実社会で考えると非常にわかりやすいかと思います。

 たとえば本来3人でトヨタ車一台を組み立てる事ができるとします。そこに6人で作っているチームがあったら?効率悪いですよね。

 碁も一緒です。石一つを取るのに最短は4つです。これに手間がかかるほど効率が悪く、価値が小さくなっていきます。

 真ん中のがポン抜き。ぽん抜き30目といわれている手ですね。右がボン抜き。ぽん抜きに一つ余計な石がついてるケースで結構あります。ぽん抜きよりよくありません。

 左が一番余計な石が多い形で一番効率の悪い形です。10万の分け前を4人で分けるのと8人で分けるとしたら4人のがいいですよね。

 また、ぽん抜きとか石をとると石が強くなります。しかし、石がもともとたくさんある左のような形から取るということは、もともと強い石から取ってもさらに強くなるだけで、価値が小さいのです。ぽん抜きがいいのは石を取ったからいいのではなく、取ったことで石が強くなるからいいのです。
 
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 図は石をナナメにしか石が使えないという縛りで作った形と、タテとヨコにしか打てないという縛りで作った形です。眼がつくりやすいのは左側で、石をナナメに使うと早く眼形ができやすいことがわかります。
 
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 ナナメで作った眼の形からは、すぐA~Hまですぐにナナメ、カケツギの形にできます。カケツギは眼形のリーチ形なのです。つまり眼がつくりやすい事がわかります。

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 このタテヨコの図は一手でカケツギのリーチにできません。二手かけないと眼が作れない。それだけ眼を作るのが効率悪いことがわかります。

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 以下は置碁でよく下手が打つよくない定石もどきです。黒は右辺繋がって地を確保し安泰ですが、7とぽんぬかせては白がいいとされています。
 これをいうと皆様疑問に思われるのですが、もともと黒が多く、強く戦える場でこんなに相手を簡単に強くさせたら効率が白としてはすごくいいんですね。しかも右下まだ三三あいてますし。9子置きでこれで仮に勝てても碁が上達するかは……

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 以下は小目の形からできる図です。これは黒がいいとされています。ボン抜きということと、三三などスキがないことがいい理由です。

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 明日は神戸元町碁席さんで13時より囲碁会を開催します。

 皆様のご参加おまちしておりま~す。

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ざっくり15分で覚える囲碁超入門~実戦編。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日は園長先生との実戦編です。

 豆腐「それでは実際にやってみましょう」

 園長先生「あの~どこから打つのがいいのでしょうか?」

 豆腐「そうですね。基本的に最初の手で盤の端っこにいきなり打つのはあまりよくありません(9路だと少し話はかわってくるのですが省略)たとえば黒1と打つと、2と打たれて息苦しく、×のラインが地を囲めるラインです。働いても働いてもお金の入らないワーキングプアですね」

 園長先生「なるほど。ちょっと耳が痛いお話です(笑)」

 豆腐「まだ最初なので、お互い石がありませんよね。それだけ好きな仕事・役職が空いているということです。つまり碁は最初から社長になれる。会社がまだできたばかりで、いろんな重要な役職が空いているのに、わざわざ苦しい役職に入る必要はないですよね」

 園長先生「なるほど。つまりいきなり社長になれるのですね」

 豆腐「まあ企業したてのベンチャー企業の社長ですけどね(笑)」
  
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 豆腐「囲碁はどれだけ相手より最終的に多く地ができるようにするか、また地ができる可能性を作るか、が重要です。なのである程度空間を空けておくといいでしょう。小さい財布より、大きい財布のほうがお金がいっぱい入れられますよね。お金持ちになれるかもしれません。入れ物だけでもね」

 園長先生「今度大きめの財布買ってきます」

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 園長先生「あとわからないのが、ひっつく時とひっつかないとき、一歩ずつの時ってどういう時なんでしょうか」

 豆腐「まだ碁打っていないのに面白い質問ですねwそうですね。基本的には相手がひっついた時のみ一歩ずつ対処します。先ほどルール説明の際、石の逃げ道、線路の話をしました。白2が来る前の線路は?」

 園長先生「四つです」

 豆腐「そのとおり。2はツケという手なんですが、ツケられると線路が3つになります。それだけ弱くなっているということですね。なのでここで考えられる手段は基本的に二通り」
 
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 豆腐「3とノビという手です。ここに打つと線路が5つ。白2よりも線路が多いということは、黒のほうが接近戦で強く打つことができるということです。まずは自分を強くして健康になってからというのがノビの意味です」
 
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 豆腐「ツケられた時にはもう一つ基本手段があります。それが3のハネです。この手はメリットデメリットがある手で、Aと黒石を切る手段が残っているということがデメリットですが、3と打つことで白の線路を二つにしています。先に攻めちゃおうという手ですね」

 園長先生「なるほど。自分を強くするノビか、先に攻めるハネですか」

 豆腐「はい。ノビは自分を強くした受け、ハネは攻撃的受け、です。自社の製品品質・チームの団結力をアップさせたのがノビ、ハネは新しい製品をいきなり開発して勝負にでたってかんじです。まあ売り込みにいったってかんじですかねw」

 園長先生「面白いですね」

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 豆腐「なんで相手がひっついてきた時のみが基本いいのかっていうと、自分を強くしよう、って黒が1の次にずーとノビていったとします。白は飛びという手段です。地の囲いあいだと白のほうが早く、相手の地を削ることが先にできますね」

 園長先生「なるほど」

 豆腐「石を一歩ずつ打つのは、必ず繋がっているんですが、効率的にはあまりよくありません。石がひっついてる時は、相手の線路を短くしたり、接近戦での強弱が絡むので効率がいいのですが……もちろん色んな状況によるんですけどね。少し難しい話になりました」

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 で、以下が園長先生との初対局です。初めてとはとても思えないくらいうまく打てています。しかし次に初心者らしい失敗がでました。


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 豆腐「あー」

 園長先生「?」

 豆腐「園長先生、20の石はたしかにそこに打てば線路1こになるんですけど……」

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 豆腐「自分の石の線路もちゃんとみないと」
 
 園長先生「あ!そうか」

 豆腐「自分のいいことだけ考えると、自分のことがみえません。線路が1こしかないことに気づかない、これって人間でいうと不健康なまま病院に行かなかったり、仕事で働きすぎて体調悪いのにそのまま病院いかずに最終的にぶったおれてしまうのとおんなじです」

 園長先生「はいw耳が痛いです」

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 ちょっとタイムスリップして打ち直し、園長先生の勝利で終局しました。
 
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 終局されると興奮するように滅茶苦茶ハマってしまいました!というお言葉をいただきました。

 園長先生の幼稚園での活動に期待です。 

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ざっくり15分で覚える囲碁超入門~ルール簡易版。


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 今日は豆腐のざっくり囲碁入門です。誰かに囲碁を教える時の参考にしていただければ。

 とある囲碁教室での出来事。幼稚園の園長先生が、幼稚園に囲碁を取り入れたいと視察にこられました。

 聞けば、ルールはまったくわからないらしいので、簡単にルール説明させていただくことに。なんで15分かというと、私が指導する次の生徒がくるのに時間が15分しかなかったのでwなので、本当に簡単なところだけと、対局を実際にすることに。


  まず私はイメージからお話します。ルールというと堅苦しいイメージがあるので、まずはその人が知っている事柄とイメージを結びつける事からはじめます。以下は生徒との対局図から。

 豆腐「囲碁は国の領土の広さを競うゲームです。石を使って壁をはり、境界線を作ります」
 
 園長先生「ふむふむ」

 豆腐「白の△で作った領土は狭いですが、それだけ侵入されにくい意味があります。ただし、発展性はほぼありません。こういう領土を「先進国」と私は表現しています。経済が安定しており、病気にもなりにくいですが、発展途上国と比べると経済の大きな発展はありません」

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 豆腐「白が先進国であるならば、広い黒は発展途上国です。国でいえばアフリカですね。広ければいいというわけでもなく、広いということは、それだけ侵入されやすい、という意味があります。先進国が資源を求めて植民地にしようとしてきたり……」

 園長先生「なるほど」
 
 豆腐「広いと資源が豊富でうまくやればリターンも大きいですが、リスクもあるということです。なので機を見て、領土を広げることばかりに意識せず、内政をしっかりさせる事が大事です。つまり逆に27の所に黒が打ったりですね」 

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 豆腐「ということでいよいよルール説明を。まず石は線と線が混じった交点に打ち、黒から打ち始めて交互に打ちます」

 園長先生「はい」

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 豆腐「端から端まで、お互いの石で境界線をはれば終局です。あとは黒が囲った所と、白が囲ったところの交点の数を数えて、その差が大きいほうが勝ちです。囲碁の「囲」は囲むという意味のとおりですね」

 園長先生「なるほど~」

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 豆腐「囲碁は相手の石をとることができます。このように縦と横を囲めば白□が取れます」

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 豆腐「白石から矢印の方向に線がつながっていますね。そこが石の逃げ道です。子供なんかには「線路」と言っています。これをすべて塞がれたら取られます」

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 豆腐「取られる一歩手前で□と打てば、白石の線路は三つに増え、すぐには取られなくなります」

  
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 豆腐「斜めは線路がつながっていないので、逃げ道ではありません」

  
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 豆腐「まだルールは色々ありますが、最低限これだけわかれば碁が打てます。とりあえずやってみましょう」

 ということで次回は対局編です。ちなみに対局いれて教えられたのが15分です(^_^;)

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豆腐を茹でる会告知。

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 明日はいよいよ第一回豆腐を茹でる会です。

 場所は神戸は元町駅すぐの元町碁席さんにて、毎週日曜日の13時から17時まで(このあと用事で今回は早めに。普段は六時まで。夜遅く来たい人はご連絡をお願いします)行います。参加費用は席料700円、会費千円です。

 元町碁席さん←クリックで元町碁席さんの情報がわかります。

 さて、私に真剣勝負(ハンデの差が少ないほど、価値が高い本がもらえる)に勝つと豆腐の角より以下の書籍が一冊もらえます。 

 今回は技術書よりも面白本のほうを優先的にもっていきますw あ、でも羽根先生の打ち碁集はオススメです。

 
 私に9子~8子で大体どこでも通用する強い初段です。是非私に9子で勝って初段になりましょう!

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 今回の目玉は囲碁年鑑2007年です。ちなみに参加者が多くなると自作秀策全集など豪華になっていきます。脚付碁盤を商品にしたちょっとしたリーグ戦なども開きたいなあと思っています。

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 もちろん真剣勝負ではなく指導碁もおkなのでお気軽に。

 実力アップと棋書を手に入れてさらにレベルアップしましょう~

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考え方の癖とサカレ形。


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 今日は先日の指導碁での碁を題材にしたいと思います。

 サカレ形の基本形は二つしかない←をまずご覧下さい。

 サカレ形には一間飛びで裂かれる形と、ケイマを突き出された形、二つしかありません。今日はこれと考え方の癖についてお話します。

 囲碁が伸び悩む原因は考え方に癖が染み付いているからです。

 黒が1と打ったここまで、大体どういう癖がついているかというのが分かりました。右側の石数が多いほうからうっています。恐らく上手によく石を取られたりボコボコにされて、石数が多いほうから動くことに安心感をもっているのではないか、と思います。

 しかし碁は本来石数が少ないほうが弱いのです。この場合右上ではなく左上のほうが石数が少ないので、上辺を打つにしても左から打つのが正しい考え方です。 

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 ということで一路左に打つだけでハザマものこりません。弱い石のほうから動いたほうが隙がありません。強い石をさらに強くするより、弱い石を強くしたほうが効率がいいですよね。

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 ハザマを突かれて、ノータイムで3とこられました。恐らく考え方としては「はいられないようにしなきゃ」だったと思います。しかしこれは……

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 サカレ形の基本形は二つしかないでやりましたように、ケイマバージョンのサカレ形です。

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 どうされますか?そう聞いたら以下の図を示されました。恐らくつながればいい、という事なのでしょうが、下の黒が腐臭を放っています。しかもこれもサカレのオンパレードです。ではどうするのか?といいますと……

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 白1のハザマの隣、実はすべてサカレ形になってしまいます。なのでハザマをつかれたら外すのが正解のケースが多い。

 ハザマの隣はサカレトラップ←過去記事を参考までに。

 黒2が良く、3にも4でとまります。
 
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 以上でわかったことは「石数が多い石から動くことに安心感をもっている」「はいられないようにするには、引っ付く事しかできないと思っている」

 ですね。ということは「石数が少ない・生きていない石から動く」「カケ・ボウシなどの手段を勉強して引っ付いて守る手以外を覚える」

 が次のステップに進む方法ということがわかります。

 やることさえわかればあとはやるだけ。頑張りましょう。

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新しいことを学ぶより、悪い癖を直していくことが大事。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 囲碁をこれから始める入門者と、伸び悩んでいる級位者。

 どちらが上達するのが早いかというと、経験上、入門者の方が早いケースが多いです。

 なぜか?というと級位者で伸び悩んでいる方の多くは、気づかないうちに強くなれないサイクルに入っているのです。

 それは色々な所が原因としてあげられますが、まず一番大きいのは「考え方の癖」です。

 伸び悩んでいる原因の殆どは、知らないあいだにできている思考の癖です。たとえば悪い形を悪い形と知らないまま碁を打ち続けると、それが自分にとって「普通」となり、繰り返し打ち続けることでそれが「反復」されて思考の癖になってしまいます。

 早い段階でそれが「悪い形」と認識してもらえるほど、思考の悪癖を身につけずにすみ、階段を上がっていくことができます。

 入門者の場合、何も知らないから、余計な癖がありません。まっさらな状態ですから、このときにしっかりと教えてもらえる人につけば、すぐに上達する可能性が高いです。

 
 一方、伸び悩んでいる級位者の場合、一度身についてしまった癖を直すのには時間がかかります。頭では分かっていても、実戦だと無意識に打ってしまう、ということを何度も経験することになります。
 
 しかし、時間はかかりますが、何度も何度も考えて、実戦で打たないようにしているうちにだんだんとできるようになります。

 伸び悩んでいる人に言いたいことは、新しいことを学んでも、悪い癖が身についている限り、伸び悩み続ける事になると思います。
 自分の中にしか伸び悩みを解消する正解はありません。

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神戸元町囲碁勉強会・豆腐を茹であげる会のお知らせ。

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 えー来週の日曜日から神戸は元町にある、元町碁席さんで囲碁会をはじめます。

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 参加費用は席料700円会費1000円です。

 13時から閉店21時くらいまで粘りたい人はおkです(?)遅く来られる方は連絡を事前に頂かないと、豆腐さん拗ねて帰るかもしれないので気をつけてください。

 指導碁・真剣勝負どちらも承ります。ちなみに真剣勝負で私に勝ちますと、囲碁の本がもらえます。

 ハンデが少ないほど、いい本がもらえるかも?

 真剣勝負とはいえ、多面打ちになることかとおもいます。つまり、たくさんの人数で挑めばわたしがどんどん茹であがり湯豆腐に。

 それだけ勝ちを拾いやすくなるかも!?

 ちなみに↓は囲碁きっずで有名なでごんさん。兵庫県に戻られたので当囲碁会にくればお会いすることができるかも?

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 ちなみに日曜日以外で個人指導・囲碁講座などご希望でしたら私にご連絡頂ければできる範囲で対応いたします。

 個人指導は一時間2000円、+席料、囲碁講座は未定でございます。もっと勉強したいなあと思われる方が増えれば、一日口座会を開かせていただくかも?です。

 ちなみに第一第三火曜は村岡美香先生が指導されています。そちらもふるってご参加ください。

 以上、豆腐の角でした。

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名人の技~奥義膝カックン!?


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 先日の次の一手の回答です。

 アテコミという手筋で、私は「ヒザカックン」と言っています。黒のコスミの形がお膝で、それにヒザカックンしているようにみえますよね。
 

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 もし黒9につなぐと、10と渡りが先手です。これは左辺に白から打てば先手一眼を作る手が残り、見た目以上に白が攻めにくくなっています。不満です。

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 実戦です。9と取り、白は10~14と白が先に顔を出しました。先に顔を出すというのは、囲碁では大事です。先に飛び出しているほうが、封鎖されにくく、相手を封鎖しやすいからです。また、この14は下辺の黒にプレッシャーを与えています。

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 アテコミヒザカックンで普通につなぐと2とケイマされ先に顔をだされます。すると今度は逆に9が下辺の黒の応援になってしまうのです。

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 ちょっとした事でポイントを稼ぐのがプロの戦いです。
 
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名人の技~利かそうとした瞬間こそ好機。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日は久しぶりに次の一手です。

 えーまず黒が覗いてきたのが一つのポイントです。ここをつがせて……

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 3とケイマに打つのが狙いです。黒のほうが先に顔を出しており、白が重たい感じがしますよね。

 黒1のノゾキがなぜ利かしなのか、その意味をもう少し解説しましょう。

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 白からの狙いは4のつけコシなのですが、2と繋がせてから打つとツケコシを打ったらアキ三角になっています。

 2を動かしてもいいなら、タケフに打つのが本来の形です。それよりも悪い形ということは「利かし」ていることになります。

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 もし単にケイマでつけこした場合、今度は7と来た時に8とタケフで受けることができます。こちらのほうが下はねも狙えますし、効率のいい形です。ということで、強い人はこういう利かし・利かされのポイントで考えています。

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 黒できるだけAに打たせたく、白できるだけAにうちたいくない。そういう駆け引きをやっているわけです。

 さて、現局面。白番です。5は疑問手でした。何も考えなければタケフにして良さそうですが、もう少し働かせたい所です。

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 タケフをする前にひと仕事をしましょう。
 
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囲碁・失敗の話。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日は囲碁の失敗の話をしましょう。

 囲碁でも仕事でもそうですが、失敗した手がなぜ悪いのか?それを人に教えてもらったり、本で分かったりしても、実戦では同じ失敗を繰り返してしまう……

 囲碁以外でも、頭ではわかったつもりになっていたのに、仕事本番でまた同じ失敗をしてしまう。

 こういう人って少なくないと思います。何を隠そう私もよく囲碁でも仕事でも同じミスを繰り返したものです……

 でもそれは、本当に昨日やった失敗と同じなのでしょうか?

 やっている事、失敗している事はおんなじ。形もおんなじ。でも失敗した後に「あ!またやっちまった!」そう思っているはずです。

 失敗に気付かなかった頃は、なにが失敗だったのかも気づいていない、教えてくれるまでわからなかったはずです。

 失敗している事は同じだけど、ちょっとずつ意識は変わっていると思うんですね。

 失敗初日……失敗した事に気づかない。局後に教えてもらって初めてわかる。

 二回目の失敗……同じ失敗だけど、失着を打ったあとに失敗に気づく……

 すごくわかりにくくて、すごく小さな一歩だけど、確実に前進しています。確実に昨日の自分と違うから、失敗した後に失敗に気づく事ができているのです。

 大事なのはそこに気づいて、その一歩を楽しんで学んでいくことです。決してまたやってしまった、と自分をけなす必要はありません。
 何度もみて、何度も繰り返し正しい手を焼き付けるように、手に染み込ませるように何度も並べ直して少しずつ良くしていきましょう。
 
 そういう一歩って、周りは特に気づかず、踏んづけてきたりすることもあります。「前と同じ失敗をしている」と。

 私も頭が悪いので特に人よりも多く同じ失敗を繰り返してきました。何度も怒られてそれでも開き直って、前と違う自分を探してみましょう。周りがどう思うかではなく、自分がどう思うかです。

 残念な事に、踏んづける人間というのは囲碁界だけでなくどこにでもいます。心折れずに雑草魂を見せつけましょう。80代の人を教えていますが、めげずに頑張っています。何度も同じ失敗を繰り返していますが、それでも少しずつ碁になってきました。

 急にできるようになる人なんて、一部の人だけです。そうそういません。一度脳内で作られたシステムを、違うシステムに変えるんですから、それって結構大変ですよね。

 手段は同じ失敗を繰り返してしまう、ならまず最初に変えればいいのは「意識」だと思います。

 少しずつ意識を変えていきましょう。最初は失敗した後に気づくことも、いつか失敗する前に気づくようになると思います。

  「意識」⇒「考え方」⇒「手段」の順で変えていきましょう。

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風林火山~「林」徐かなること林のごとく。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 兵の動静を相手に覚らせてはならない。林のように徐か(ゆっくりと静かに)であるべき、というのがこの「林」の極意です。

 兵書は戦いに勝つ事を説いた書物ですが、まず「負けない」体制を作ることが勝ちにつながる事もあるのです。

 たとえば敵に攻めこまれ、防衛する側だったとしましょう。この時、自陣を防衛することが勝つ事であり、敵を屠る事が勝ちではありません。
 つまりは、無理をせず、兵の損失を最小限に抑えて戦を長引かせ、敵の兵糧が尽きさせる事も、相手を撤退させ、勝ちを得る作戦です。

 いつでもどこでも正々堂々と戦う、という事は囲碁でも戦でも無理な事です。その場の状況条件が成立してはじめて益のある戦ができます。級位者の方の多くは、戦えば不利になる所で戦い、有利な所で戦わない方が多いです。

 戦えば不利になるとき、徐かに兵を林の中に忍ばせ、力を蓄えてから打つ、または林に身を潜め、いつの間にか強大な勢力を作っている……なんていうことも林の力です。

 ちなみに「林」がうまいのは、ぬるま湯のような碁などと揶揄された高川格、明治時代の名人、本因坊秀栄など。

 高川先生のベースは秀栄先生ですので、碁も似た所があります。

 ぬるい碁だと舐めていたら、知らないうちに勢力を作られ、気付いた頃にはもう遅い……そんな碁が高川先生の碁です。本因坊秀栄は普通の手の中に高度な技術を潜ませています。

 今日は本因坊秀栄の碁をみていきましょう。

 黒がAと繋いだ所です。次の白の一手は極常識的な、自然な手ですが、忍ばせた手の意味はわかりますか??
 
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 両ゲイマ逃すべからずであり、この一手です。逆に黒がこの1にケイマすると白の左辺が薄くなり、中央の黒が補強され、下辺の模様拡大にもつながります。

 白が打つとAと分断していく狙い、左辺の強化、下辺の消しという効果があります。

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 少し進んだ図です。あのあと黒は左上を荒らし、白は左辺が強くなったので下辺に打ち込んで荒らしました。全体の白が安定したので、いよいよ「林」から攻撃です。林に隠れて見えなかった兵が急に背後から攻めてくるのです。

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 黒の失着もあって、上辺の黒危ない事になりました。 

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 林に潜み、力を溜めて期を見て条件がそろったら打って出る。それが林の如くです。

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囲碁~風林火山予告編~侵略する事火の如く。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 更新が遅れました(^_^;)

 今日は風林火山を元にした囲碁コーナーの予告編です。最近碁盤を使ったブログ書いてませんでしたからねw

 今日のテーマは「火」侵略する事火の如くです。

 相手の陣を焼き尽くす勢いは凄まじいものがあります。火攻めの激しさは火が火を呼び、勢いがどんどん大きくなるからです。

 戦いには主導権がものをいいます。攻撃を受ける側は、相手の火がやまない限り、反攻に転ずることができません。

 戦いに巧みなものは、戦いの勢いをうまく利用しています。

 さて、テーマ図です。私の黒番。

 すでに形勢は、黒がいいですが、勝負を決める「火」の力をみせつけましょう。どこに火をつけ、どう起こすか、というのも「火」の大事な極意です。
  
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 165から167のオキが侵略する「火」です。相手は自分が死地に追いやられたという事実に恐怖することになります。

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 68と抑えてくる場合、一手の緩みない事が大事です。そうしなければ火が燃え尽きるからです。

 69から77まで、右辺で生きれば白は眼がありません。Aのキリもあります。  

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 実践です。10目くらい見込めた白地が眼二つになりました。これが火の力です。

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 火戦はその激しさ故に自らにも火の粉が降りかかることもありますが、多くの方は火攻めで妥協する方が多い。読みに自信がないため、また火のつけ所を見極める目が養われていないともいえるでしょう。

 火に怯えず、火を味方につければ、大きなあなたの力となるでしょう。

 
 囲碁、風林火山は今月~来月リリースのネット指導サイトでも行う予定です。どうぞよろしくお願いします。
 
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おすすめ書籍紹介「囲碁手筋基本のキ。相手の弱点を見抜く手筋」


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 久しぶりに本屋にいくと、色々な発見があります。囲碁以外でもね。

 今日のおすすめ書籍はこちら。

 

 吉原ゆかり先生、王唯任先生の著書です。ちなみに本の構成は王先生の奥さま担当(だったはず)

 前回の基本の手筋、基本のキの続編ですね。今回はダメヅマリをテーマにされています。

 以前私がこのブログでやっていた弱点を発見する問題シリーズとほぼ同じですね。昔からこういう問題を本にする先生いないのかなーと思っていたのですが、ようやく時代が私に追いつきました。(ちがw

 詰碁や手筋の問題っていうのは、ここに何かがあります、って教えてくれています。しかし実戦では教えてくれません。

 この本での問題はどこに危ない石があるのか?を自分で見つけないといけません。

 危ない石の発見の基本は、ダメが詰まっている石を見つけること。

 強い人ほどダメヅマリに敏感であり、警戒しています。石をひっつけてこられた時、「あ、ダメがひとつ詰まった」すぐには何もなくても、必ず意識しているものです。

 ダメヅマリについては当ブログのキリ違い先生をご参照くださいませませ。

 今回もいいお仕事、みさせていただきました!
 
 今回から書籍紹介に僭越ながら★マークをつけさせていただきます。5ツ星が最高でございます。

「囲碁手筋基本のキ」 ★★★★★
  
 級位者向け。しかし有段者でも解いて損はなし。当たりをうっかりする、キリをうっかり。そういう人におすすめの書籍です。

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プロフィール

豆腐の角

Author:豆腐の角
ども~こんにちは。豆腐の角と申します。

棋力は東洋囲碁八段~九段を行ったり来たり程度。兵庫県を中心に、関西で囲碁を教えて生活しています。

現在の所、ネットはカフェトークをhttps://cafetalk.com/tutors/profile/?id=36141&lang=ja参照ください。

リアル個人指導一時間2500円。棋譜添削は三局分を簡単にまとめたものを千円でやっています。(需要の状況により、値上がり変更があるかもしれませんが、ご了承ください)
入門は30分500円から。お気軽にどうぞ。

カフェトークはちょっと無理!でも豆腐は信頼できる!という方は、豆腐とご相談で直接やりとり契約もおkです。生徒さんとの信頼の元やらせていただいております(´・ω・`)

 

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