教えて!キリチガイ先生!アタリ攻撃しているのに敵のHPが増えます!

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日はキリチガイ先生にアタリアタリがなぜ悪いのか、という事と、接近戦の石の強弱で重要な「ダメ」について教えてもらいましょう。

 ダメの数は石の体力であり、モンスターのHPです。これを意識せず碁を打つのは、無謀というものです。ダメの感覚を身体で身に付けてください。

 キリチガイの形をまず思い浮かべて。黒白同じ数で、お互い切り合っている、ダメの数も二個ずつで一緒です。

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 白を取ろうと黒1とアタリにしました。攻撃して取りやすくなったと思うかもしれませんが、よくみると……

 ダメの数は三つに増えてしまいました。無闇ににアタリしたら、返って取りにくくなってしまうのです。

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 ほしい~ってアタリにして取れたら苦労しません。逆に伸びられて強くなってしまいます。しかも逆に黒はキリの弱点ができたので5と補強しなくてはなりません。

 すると6と打たれて□が弱くなっていた事に気づきます。キリチガイの格好から、白は一方伸びよどころか、二方伸びています。白が□にたいして有利なのは明白です。このように無闇にアタリすると相手を強くしてしまうのを戒めて、「アタリアタリはヘボ碁の見本」といわれています。

 強くなるとアタリにして形を決めたほうがいい場合もあるということもわかりますが、基本はこれなので覚えておきましょう。


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 ということでキリチガイ一方のびて打つのが正しい事が多いです。どこに伸びたらいいかわからない人へ。有利にしたいほうへ伸びてくださいw

 互角の形から一本伸びがきて、黒1と打った二子はダメが四つ。有利にしつつ、シチョウを狙います。
 
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 味方が居る場合はそれを利用すれば、ヘボ手にはなりません。

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 2と逃げた時、はてさて、ここでどちらから当てるか。ダメの感覚に敏感であれば、凡ミスで取られる事もなくなります。少しみてみましょう。

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 左側の黒はダメ二つ。つまり石が一つくればアタリになります。右側の黒はダメが三つ。余裕があります。ということは右側のが強くて、左側の黒が弱いということがわかります。

 とすると打つところはおのずと……

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 弱いほうから打てば、弱い石が強くなります。当然ですね。そして白がピンチに。 

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 さて、こんなの当たり前だ、と思うかもしれませんが、これが接近戦の基本、「ダメ」です。今回簡単な図でやってますけど、もっと石が増えた時にこんな簡単にみつけられるでしょうか?また終盤になってきた時、あなたはダメを意識していますか??

 ダメは序盤から終局まで関わってきます。丈和も怖いダメヅマリという言葉もあるくらいです。

 このダメの感覚に敏感である事は、ほんとーーーーーーに大事なことなんです。戦いの本当の基礎の基礎ですから。誰も言わないけどね。

 ダメ一つでハネの威力が違います。ダメ一つで石が生きるか死ぬかかわります。

 キリチガイ先生今日は大活躍でしたね。

 それでは次回は種石についてキリチガイ先生が説明してくれます。乞うご期待。

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東京調査兵団だんちょーカドノ・トウフの書記より~③

 13日12時15分。

 エスカレーターという関西人発見器の罠に引っかかった私は、周囲の生暖かい視線から逃げるようになんとかその場を脱出、初台駅につくことができた。

しばらく歩くと、ココスがあった。今日はキョウト囲碁界のカリスマ巨人、ジュンジーマサミツ氏とここで会う事になっている。

彼はキョウト区において「13路」という兵器で人類を制圧、それにあきたらず今度は東京を13路で征服しようとしているようだ。彼の「13路」は大きな武器である。恐らくこの首都も13路の力でねじ伏せるつもりだろう。

 私は身震いした。そのどこまでも折れぬ13路のこだわりに。

 どこか「郵●民営化!郵●民営化!」といって実現させてしまったコイズーミ元総理の姿とかぶった。彼は民衆をただ「郵政民営化」という言葉だけで「あ、なんかこれいいかも」と思わせて総理になってしまった男だ。若干ベートベンとヘアースタイルがかぶったのもやつの策略だ。

 今日の目的地である初台囲碁クラブも、彼によって植民地支配をされてしまっている。13路囲碁大会という名が完全に彼の洗脳化に入ってしまっていることを表していた。


 偉い人はこういった。時すでにお寿司、と。


 
 私は悔しさを噛み締めながら、「たぶん晩ごはんはココスでおごってもらう事になるだろうから、別のとこで食べよう」そういう汚い心を全面に出して少し離れたファミリーレストランにはいった。(なんて店だったかはわすれた) 
 
 私はそこで「和風ハンバーグなう」とたしかつぶやいて、すぐに初台囲碁クラブに向かった。

 一時に戦友である茨城の強豪兵長、並のアマ氏と会う約束をしていたからだ。並のアマ氏は絵詰碁作家としても有名でマイコミから書籍も出ている。ちなみに私もちょっと書籍の詰碁に関わっている。そこに「友人」として一言書かれている事に年甲斐もなく嬉しかったのを覚えている。

 ということを実際にあって言いたかったのだが、それはかなわなかった。

 会う場所は東京のアマ囲碁界の巨人、永代氏の碁会所という事を電報で並のアマ氏とやりとりしていた。私は13路囲碁大会のHPの写真が永代氏の碁会所だったため、私は今回の13路大会会場である、初台囲碁クラブが永代氏の碁会所だと思っていたのだ。

 そう、ここ初台囲碁クラブは同じ強豪でも、イセさんところの碁会所だったのである。私はマサミツ氏の陰謀に嵌められたのだ。

 どうやら13路大会は碁会所持ち回り制らしく、会場をうつしてやるらしい。

 私は思わず、膝が折れた。スタッフの人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる。私は大丈夫だ、と言って本当の永代さんの碁会所に電報をかけた。

 並のアマ氏に謝罪し、またの機会にと電報を送った。


 ちくしょう、マサミツ氏め、今日は絶対ココスで一番高いやつを注文してやる、私は憎しみの炎を燃やしながら、安っぽい復讐を心に誓うのであった。

 つづく

 
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教えて!キリチガイ先生!石の強弱とHPの見方がわかりません!

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日はキリチガイ先生に石の強弱の基本と、HPの見方を学びましょう。

 HPとはゲーム用語でライフポイント、ようするに生命力を表します。これがなくなると死んでしまうということですね。

 HPは置いといて、とりあえず石の強弱の基本をおさらいしましょう。

 碁に置いて最強の石とは何かわかりますか?それは絶対に取られない石のことです

 取られないということは無敵だからです。囲碁の世界においては、最強の盾であり、矛でもあるということです。

 つまり二眼がある石が最強ということになります。これをちゃんと理解していないと、なあなあの強弱判断しかできないので、しっかり覚えておきましょう。

 つまり取られにくい石であるほど、強い石です。
 
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 石の強さは生きている事と捕まりにくい・封鎖されにくい石というのもあります。

 ↓これは碁の高さを表したものです。一番右下から一線、二線、三線、とつづき、天元の十線がもっとも高い石となります。

 中央に近いほど、封鎖するのに手間がかかります。あちこちに逃げる道があるからです。つまり取られにくい

 隅に近くなるほど石は封鎖されやすくなります。隅の第三線は生きやすいですが、封鎖されやすく攻められやすい石です。

 中央は攻めようとおもっても逃げる道がたくさんあるので、攻められにくい石。つまり強い石ともいえるわけですね。プロが一時期変則的に初手七線に打ったりしたのも、このメリットがあるのを利用しています。まあこの石の高さについてはまた別の項目で取り上げたいと思います。

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 さて、いよいよ接近戦の強弱の見方を学びましょう。いよいよHPについてです。

 ↓白石を取るためには□四つ必要です。これをいわゆる入門では「呼吸点」強くなると「ダメの数」といいます。ダメの数はこの白石のHPで健康度を表します。

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 黒にダメを詰められた形。ダメ一つでライフポイントが1ですね。  

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 さて、おまたせしました、先生。出番ですwっていってもわずかですがw

 これが戦いの基本形、キリチガイです。黒と白のダメの数は?一緒ですね。二対二。石数も同じ。つまり互角です。

 この「互角」であるということがキリチガイ先生の素晴らしさです。「優勢」か「不利」はこの石の形を思い出せば「キリチガイの互角の形に、こちらの石が二つ援軍きてるから、こちらが有利だな」とか判断することができるからです。 

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 さて、次回はキリチガイ先生にアタリアタリはなぜ悪いのか?なぜキリチガイ一方伸びよなのか?を教えてもらいましょう。その次はいよいよアマ級位者がよく悩む種石について教えを請いましょう。

 では、次回の先生の活躍にご期待ください。

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教えて!キリチガイ先生!接近戦の基本はすべてキリチガイで説明できる。

 
 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 皆さんはモンハンというゲームを知っていますか?

 アクション狩猟ゲームでして、ハンターとなって、弓で恐竜みたいな生物のきのこを射殺したり、剣で恐竜のきのこを切り刻んだり、鈍器できのこを潰したりするハンターアクションゲームです(?)
 まあ私はもっぱら豆腐に合うきのこを探しに、きのこ狩りにでかけるのですが。さて、そのゲームにでてくるモンスターにイャンクック先生と言われるものがいます。
 
 なんでモンスターなのに先生と呼ばれているのかというと、このゲームで最初に出てくる大型ボスであり、ちょっとゲームに慣れてきた新人ハンターさん、俺もしかして強いんじゃね?って勘違いしたハンターさんにスパルタしごきをしてくれるのがこのクック先生なのです。
 
 戦い方の基本ができないと倒せない、道具を使うタイミングを間違えるとすぐ死ぬ、というまさに戦いの基本をスパルタで身を持って教えてくれるのがクック先生なのです。

 
 さて、囲碁界にこんな厳しくもやさしい先生がいるでしょうか?実はいるんです。


 それがキリチガイ先生です。キリチガイ先生は接近戦ならなんでも知っており、なんでも教えてくれます。

 しかも間違えるとサカレ形になったり、種石を取られたり、逆にカス石を取らされてた、なんていうお仕置きもしてくれます。

 そう、キリチガイ先生は囲碁界のクック先生だったのです~。

 キリチガイ先生から学べることはこんだけあります。

 石の強弱・ダメの重要性・カス石と種石・サカレ形、利き筋の意味、アタリアタリがなぜ悪手なのか……などなど。

 あまりにも多くのこと、接近戦のほぼすべてがわかるので、私の個人指導では重宝させていただいております。
 
 実際の説明は次回から行わさせていただきます。(長くなったのでw)まずは石の強弱とダメの重要性、この二つから見える石の健康度、これを最初の講座といたしましょう。

 まあ大体のことは以前記事にして書いたんですけどね。ちょっと整理するのが面倒なので、今回新たに書き直すことにした次第ですw
 それでは次回をお楽しみに。

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「強くなれない原因の研究9」「自覚」「意識」「無意識」の三つを使いこなそう3


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 強くなるシステムの基本は「自覚」→「意識」→「無意識」の流れで出来ています。

 前回の話で、心を楽にさせることがきたら今度は問題と向き合いましょう。「意識」ですね。

 もしちゃんと心がリラックスしていれば、悪手を打ってしまった自分を「受け入れる」ことができるはずです。

 受け止めることができない限り、見てるようでみてるフリをしてしまい、問題を解決せずそのまま進んでいってしまいます。

 自分の内面にある問題や、悪手を打ってしまった自分を受け入れるというのは、他人にはどうすることもできません。本人自身の問題だからです。インストラクターや、私のような囲碁整体師はあくまでもそれをサポートする程度です。

 技術的な事は、ある程度強ければ誰でも言えます。しかし上達の仕組みや、考え方、心の持ち方などを言える人はそれほどいません。
 あ、自慢したいわけじゃないですよw

 もし自分の心と向き合おうとしなければこんな感じ→「ばっか!!!もうあほだなあ!!」って言って検討せず片付けるか、検討するけど、ちゃんとやってるようで、どこか見ようとしていない。

 もしかしたら、これも私がここで指摘した事を読んで、どこか心あたりのある人がいるかもしれません。

 「無意識」であるから、そういった自分から背けていることに気づけません。そういう問題のある心の行動を何度も繰り返すと「無意識」のレベルに入ってしまって、自分で気づくことが困難になってしまうからです。

 問題のある自分、悪手を打った自分をありのまま受け入れる

 自分を受け入れる事ができて、ようやくスタートラインっていうところです。

 問題のある行動・無意識に打つ悪手を「意識」して「観測」して「認識」しましょう。「認識」することで問題が初めて本人にのなかに生まれます。気づかなければ問題はないのとおんなじだからです。これは前回にも書きましたね。

「無意識」というシステムは味方につければとんでもない味方になりますが、システムの法則を知らなければ最大の敵にもなります。
 「無意識」については次回書いて、その次に脳の仕組みと、この三つのシステムについてご説明いたします。

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祝!単碁帳アプリ9000人突破!

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日は私事で申し訳ありませんが、私が問題を担当した詰碁アプリ単碁帳がついに9000ダウンロードを突破いたしました!

 目出度いのでこの場を借りて祝わせていただきますwシステムのたろ兄ちゃんと私、問題担当の豆腐の角との合作です。現在は豆腐というタンパク質と凝固剤の塊ですが、これを作った当時はまだ風鈴という音の鳴るやつで、コワレモノ扱いでした。

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  図は証拠のグラフですw途中できれていますが(笑)2013年5月27日にリリース、ということはまだ二年くらいしか経ってないんですねー。

 現在は9430ダウンロードだそうです。

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 実は東京にいった際、「詰碁単碁帳の作者と紹介されると「え!?お世話になってますw」という嬉しい声をいただきました。

 いやー本当に沢山の方に使っていただいているんだなと実感した次第ですw
 
 単碁帳と当ブログ共々、これからもよろしくお願いいたします。

 ぼちぼち新しい企画をはじめようかと、何件か考えていますのでお楽しみに。
 
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豆腐と行く~囲碁、心の旅①さあ、土を蘇らせよう。


 勝ち負けに嘆く人がいる。強くなれない自身を蔑む人がいる。

 上手には笑われ馬鹿にされ、打つ手はどんどん縮こまる。

 勉強してもしても強くなれない。原因がわからない。

 自分には才能がないからと思い込む。
 
 はてさて、それは本当か?

 囲碁が強くなれない原因の殆ど、90%は心の問題だと私は思っている。私は個人指導なるものをやらせてもらっているが、いらっしゃる方皆、心の問題で「強くなれない身体」になってしまっている。

 それは上手に苛められ、負けが込んで自信をなくしたり、心無い言葉で責められたり、自分の欲に溺れてなど、理由は様々。

 わたしがまず最初に指導するにあたっては、「土作り」と称する心を正常な状態になってもらう期間に時間を裂く。
 
 土はその人の心を表しており、心に問題がある土は心が荒野のようだと私は感じる。荒野を必死に耕して作物が育つだろうか?荒野のような心の状態で必死にクワをふるい、作物を育てようとしているのが、いくら勉強しても強くなれない原因である。

 
 土さえ良ければ、大体上手く育つ。すべては土にあり、心にあり。心の問題はとてもデリケートで、人によってはすごく時間がかかる。中には一週間や一ヶ月の人もいれば、半年、一年。上達には「土作り」がすべてといっても過言ではない。

 荒野のような心に無理やりクワをふるう(心を無視して勉強する)というのは自分の心に喧嘩を売っている、土に喧嘩を売っているようなものだ。それではうまくいくわけがない。「大自然」に勝とうとして勝てないのと一緒だ。

 命が宿る「生きた土」に蘇らせるには、まず心をリセットする必要がある。それが私が棋譜並べで心をリセットせよ、という事で、あれも土づくりの一環なのだ。

 硬い土ではダメだ。やわらかい土のような心でないと「受け入れる」ことができないから。

 暴言を言われ、苛められ、取られないように、取られないように、と堅く閉ざした荒野のような心でクワを振るって作物が育つだろうか。
勝ちたい、勝ちたい、と必死になって雑に耕して作物が育つだろうか。土は心を映す鏡だ。

あなたの土は「生きた土」だろうか。
 
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東京調査兵団だんちょーカドノ・トウフの書記より~②


 13日・早朝5:30

 私はついに東京は新宿の地に足を下ろした。

 えも知れぬ感動に、身体が痺れる。視界に映るものすべてに心が踊る。一度だけ世界アマの県大会で優勝したことがある。選ばれし戦士が、東京という巨人たちの住む大都市に送り込むことを目的とした大会だ。各県から一人ずつ選ばれ、巨人と戦う栄誉を与えられる。

私はその時、たまたまプロ試験という入隊試験と被ってしまったため、辞退。準優勝のシローヘビ氏が結局私の代わりに送り込まれることになったのだ。私は悔しさと共に巨人と戦わずに済んだという気持ちにどこかホッとしたのを覚えている。

 わかるだろうか、この感動が。いままで東京と縁のなかった私が、ようやくこの地に足を踏み入れることができたというこの気持ちを。

私はしばらく「新宿」と書かれた表札の前で立ち尽くしていた。

バスから降りた戦士たちは、蜘蛛の子を散らすように東京の闇に消えていった。するべきことはみな各自分っているのだろう。彼らの足取りには迷いがない。私は敬礼した。彼らの健闘を祈って。
 
 そして私はおもむろにスマホを取り出し、Twitterに「豆腐関東上陸。関東の方は低気圧と共に飛来する豆腐にご注意ください」とつぶやいたのだった。 

 歩き出した私は、案外大阪と変わらないなという気持ちに安堵していた。そんなに別世界というほどでもない。やがてマックをみつけたので一服する。関東ではマクドのことをマックというらしい。私も巨人に関西豆腐だとバレないようにしなくてはならないため、マックと記すことにする。

 だがこのあと、巨人の巧妙にまで仕組まれた罠にハマることとなる。

 マックで一息ついた私は、新宿駅前にあるマンボーという満喫で、バガボンドを感涙するほど満喫して、今回の目的地である「初台」に向かった。

 同日11:45分

 初台には京王線に乗らないといけないらしい。表札をみて京王線に向かった。

 私が途中にあるエスカレーターに乗ったその時だった。

 皆が、左側に立っている中、私は右側に立っていたことに気づくのに30秒かかった。

 そうだここは関東、エスカレーターは左側に立ち、右側を空けるのだ。私は巧妙に仕掛けられたエスカレーターという罠に見事に引っかかり、約30秒もの間巨人たちに私が関西豆腐だという情報を公開してしまったのだ。 

私は冷や汗が止まらなかった。どこかここは同じ関西の地と変わらないと、戦場ではないと心が油断していた。エスカレーターは関西人・豆腐発見機なのだ。嘘発見器よりも手ごわい。

 と、同時にやっぱりここは関東なのだという気持ちに心が震えるのだった。


 つづく。、

 
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囲碁界復活への道のり~「共感」「楽」「笑」のある空間を作ろう


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 お陰様でこのブログも二年と少しが経過しました。

 二年で6万千アクセスというのが多いのか少ないのか、正直わかりませんが、たぶん多い方なのだと思います。

 ブログランキングも首位を独走させて頂き、最近はプロの方、将棋界の方にも見ていただくブログになりました。

はい、ただの 自慢です。(ぁw

 さて、私はブログを書いている時、無意識にではありますが、三つのある空間をこのブログに作っています。

 それが「共感」「楽」「笑」です。

 人に見続けてもらうために必要なことで、共感は必須です。独りよがりな記事を書いていても、読者は続けて来てくれません。
 「そうそう! そうなんだよ!」

 「私もそう思っていた! やっぱりほかの人もそうなんだ!」

 といった「共感」がまた来たい、読みたいと思わせる原動力になります。共感は人の心に響くからです。

 第二に「楽」です。楽は「たのしい」の楽と「ラク」二つの意味です。

 碁が強くなる方法がわからない、勉強はいつもやってるけど強くなれない。道が見えない。そんな時、原因が分かった、次するべきことがわかると、楽しい気持ちになってやる気がでるそんな経験ありませんか?

 「道」が見えることで「楽しい」気持ちになり、するべきことが見えて「ラク」になる。ここに来れば「楽」になるヒントがある、楽になれる、そんな場所にすればリピーターが消えることはありません。

 最後に「笑」笑いですね。笑顔が囲碁界には足りません。もっと笑ってください。楽しくて自然に出てくる笑顔ほど魅力的なものはありません。そういう笑顔が増えると、楽しそうだな、ちょっとやってみようかな、って気持ちになります。

 人を馬鹿にした笑いではなく、楽しいポジティブな「笑」です。

 このブログは真面目な記事も多いですが、たまにバカみたいな記事も書きます。息抜きであり、私なりの遊び心です。

 
 さて、私はただ自分のブログを自慢したいわけではありません。

 囲碁界にこの三つがある空間が、どれほどあるでしょうか。碁会所では「共感」する仲間がおらず、きつい言葉を飛ばす上手にいじめられて「楽」どころか「苦」しいばかり。そんな状況で「笑」が起こるでしょうか。逆に馬鹿にされての「嘲笑」なんていう最悪な笑いなんかが起きたりしていませんか。

 人の多い碁会所には、この「共感」「楽」「笑」の三つがあります。原因なくして結果はありません。

 

 そんな中、最近東京にIGOホールディングスさんが初段プロジェクトなるものを企画されました。

 初段プロジェクトは三ヶ月で初段になろうというものです。ここにもこの三つのポイントの空間があります。

 同じ仲間がいること、同じ目標を目指す「共感」と新しいステップを仲間と進む「楽」そこから生まれる「笑」

 とても素晴らしい企画ですね。

 このような「空間」を作れば、囲碁界にもっと「笑」が生まれます。

 たくさんの笑顔と楽しいという気持ちは、無限の可能性があります。

 楽しいという気持ちに限界はなく、笑顔ほど美しいものはないのですから。

 
 もしあなたが囲碁会をしたい、もしくは碁会所を経営されているなら、あなたの周りに「共感」「楽」「笑」があるか見渡してみましょう。
 あるならいい碁会です。もしもないなら、どうやったら三つのある空間を作り出せるか考えてみてください。

 そこに囲碁界復活の道筋はあります。

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「強くなれない原因の研究8」「自覚」「意識」「無意識」の三つを使いこなそう2


 ども〜こんばんは。豆腐の角です。

 囲碁が強くなるシステムは「自覚」「意識」「無意識」の三つによって行われます。

 さて、今日はまず「自覚」について勉強していきましょう。

 自分に覚めると書いて自覚です。
 ものすごい大変な欠点、問題があったとします。しかしそれも問題を認識しなければ、問題を抱えている本人にとっては問題がないのといっしょになるんです。

 実際の例にとって考えてみましょう。

 たとえば強い人から下手をみたら、同じ悪手をただ繰り返し使っているように見えるかもしれんが、その悪手を打つ下手の人は「自覚」していないかもしれません。

 つまり気づいていない。気づかなければ問題を認識することができず、「本人にとって問題がないのと一緒」となるのです。そして延々と同じ轍を繰り返し通ることになります。


 なのでまずは「自覚」これをしなければ前に進めません。

 多くのアマチュアが抱えている問題に「心の問題」があります。以前このシリーズで書いたことがあると思います。

 心の問題とは、自分の欲、上手への恐怖、負けることの恐怖、勝ちに震える自分の心、考えて理解しようとする心などなど。
 
 わかっているけれど、どこか目を逸らして、「自覚」する事から逃げてしまう。自覚しなければ、問題がないのと一緒。別の事に問題があると思い込み、新しい本を買い込んでは強くなれないと悩んでいる。

 そんな方が多いと感じています。

 囲碁とは良書を読んだから強くなるものではありません。如何に自分と向き合うことができるかで強くなるかどうかが決まるのです。




 心の問題を抱えていることを「自覚」したら、今度は心を解き放つことを「意識」しなければいけません。

 思考が心の悩みを引っ張りだしています。そういう方は一度心をリセットしなければなりません。

 だから私は棋譜並べを解説を読まずただ並べ、思考をカットする作業をおすすめしているわけです。

 まずは心をリセット。自分が縛っているものを解き放ちましょう。

 棋譜並べを何も考えず、思考を挟む余地を与えずにただ繰り返し並べる。これをしていくと「無意識」の段階に入ります。
 「無意識」に心が解き放たれたような感覚になって、自然とただ並べているだけなのに、何か感じられるようになってきます。

 これは心を縛っていた欲・恐怖でメモリがいっぱいだった容量に空きができるから起きる現象です。

 前回にも書きましたが、結局本当の敵は自分の心です。心を縛って碁を打つということは、スポンジを握りしめて碁を打っているのと一緒で、そんな状態で上から水をかけても水は吸い込みませんよね。

 
 「何も考えない」というのは、もっているスポンジに入れている力をぬいて、水が吸える状態にすることです。

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会議室に碁盤を置こう!PoCを使って「例え力」を鍛え、アイデアの発想力を伸ばそう。

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 皆さんはPoCを知っていますか?PoCとは「Proof Of Concept 」の略で「概念実証」といいます。

 新しい概念や理論、原理などが実現可能であることを示すための簡易実証行為です。

 簡単に言えば、アイデアを製品、サービスに落とし込む過程で、アイデアと試作品の間に作るものです。

 たとえば、ある国の王様が、理想の国を作りたい、文章に起こしてみんなに見てもらったけど、皆に自分のアイデアがきちんと伝わっているか分からない。ぶっつけ本番でやるのも怖いし、国のプロトタイプ、模型を作るにしてもお金がかかるし、もし変な模型で作り直すとしたらまたお金がかかる……

 そんな時、模型ほど立派ではないけど、簡単に手に入るものでアイデアの見える化ができないか?という時に使うのがPoCです。 

 たとえばレゴブロックという玩具があります。これは子どもの玩具ながら結構しっかりとした作りで、町を作ったりして遊ぶ玩具です。

 いきなり本格的な模型を作る前に、玩具で簡易てきな国を作ってみんなに見てもらいましょう。こうすることでアイデアの見える化、コストの削減をすることができます。


 『ファインディング・ニモ』という映画では、水の動きやイソギンチャクの触手の動きのアニメーション、クジラがゆっくり泳ぐ様子などの概念実証用の短篇フィルムが制作されました。これにより、技術的に困難な作業が実現できることを示したり、新たなアイデアがうまく機能すること(逆もまたしかり)をがわかるようになりました。

  
 私の場合は、碁盤と碁石を使ってこのPoCを行っています。恋愛を考えるとき、企画を考えるとき、自分の囲碁の考えを相手にどうしたら分かりやすく伝えることができるか。

 碁石はシンプルな白と黒。だからこそといいましょうか、どんな色や形にも例えることができます。

 石が相手の壁から出てきて黒地を荒らしそうだ、壁を塞いでで守らなきゃ。でも守らない子「この白、進撃の巨人やで」はっ!守らなきゃ!そう思ったら守ってくれます。

 もたれ攻め、本命の子を一気にアタックする前に、その友人関係と仲よくなってゆっくり攻めるwこう伝えたら面白いし、堅苦しい言葉よりイメージがより伝わりやすくなります。


 こういう概念の実証+「例える力」を繰り返しおこなっていると、アイデアを繋げていく癖が身に付きます。

 これって、例えだけど、あの考え方とおんなじだな。そういう風に考えていくと、発想と発想を繋げて新しい発想が生まれやすくなります。

 だから私は、碁盤と碁石を使って「例える力」を皆さんに鍛えてほしいな、と思います。

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「特別編①」東京調査兵団だんちょーカドノ・トウフの書記より~


 すべては一本のメッセからはじまった。

 「一度お話したいのですが」

 ほう、どうやら「へっどはんてぃんぐ」というやつらしい。トウフのどこに「へっど」があるのか、という無粋な質問はやめてほしい。私は「へっど」にぶつけられる側のモノだからだ。

 それにしても、最近よく聞く名前の会社だ。

 私は今まで縁のなかった東京に行ってみたいという気持ちと、この会社の活動の興味も相まって、「じゃあこっちから行きます」

 と返信するのだった。カドノ・トウフ極秘レポートと一緒に。

 出発日:当日12日:16:30
 
 ブログを更新し、子ども教室の開演である。
 
 東京という巨人たちが住む大都市に行く前に、私はまずこの小さな巨人たちと戦わねばならない。

 彼らはとても凶暴で、何をするかわからない所がある。

 油断ならぬし、体力も大きく奪われる。「せんせぇー」などと言いながら、幼稚園の子が背中に飛び乗る。両の手はすでに彼らの腕に取り込まれた。見事なチームワークだ。これなら大抵の巨人でも相手にならないだろう。

しかし来週、また入門者がくることになるとの話を聞き、その子が入れば全員で22人になるという現実に思わず戦慄するのであった。

同日:18:30

なんとか教室を終了させた私は、仲間たちと別れ、一人三宮の夜行バス集合所へ向かった。

集合所には、すでにたくさんの「仲間」がいた。彼らも東京へ送り込まれる戦士なのだろう。みな引き締まったリーマン顔・疲れきったリーマン顔をしている。中には世間話をしているおばちゃん集団もいたが、実は彼女らは、より強力なこちら側が送り込む「巨人」である。

大阪の「進撃のおばちゃん」の力で、関東の品のいいおばちゃんを駆逐するために送り込まれるのだ。タイムセールではおばちゃんたちの肉壁をかき分け、進撃する。彼女らが過ぎ去ったあとには、草の根すら残らぬ。

私は思う、彼女らを送り込まねばならぬほど、東京という都市は危険なのかと。

同日:20:50

時間がきた。私は案内スタッフのあとをついていった。初めての夜行バスは、思ったよりも狭く息苦しい。これは今日眠れないなと私は覚悟を決めるのだった。

同日:21:50 大阪到着

大阪からまた戦士たちが乗車した。21時58分、出発ギリギリに、小太りの中年戦士が私の隣に座った。息を荒くさせている所をみると走ってきたのだろう。私はこの戦士を暖かく向かい入れることにした。

13日0:00

日付が変わる頃にはバスは消灯され、戦士たちはつかの間の休息を味わっていた。私の隣の中年戦士もだ。

多少のことは我慢できる。そう思っていた豆腐だ。もちろん今日は寝るつもりもない。この状況下で眠れるほどトウフはできていないからだ。

ふと足を担当している角に、中年戦士の足が当たった。大きく開いら足が、私のスペースを侵食し狭める。

口からは「んごぉーーーーっ」とムンクの叫びが聞こえてくる。

私はこれから巨人たちと戦うというのに、このように振る舞える彼を尊敬した。私なら緊張で眠れない。明日には巨人たちに喰われて消えてしまうかもしれないというのに。

同日4:30

最後のサービスステーションだ。ここを抜ければいよいよ東京の新宿だ。

気を引き締める。囲碁のプレゼンがどこまで関東の巨人たちに通用するのか、よりも、関西の笑いがどこまで通用するのか、カドノ・トウフはただそれだけが心配だった。



同日5:30

そしてトウフは、関東に上陸した。


つづく

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「強くなれない原因の研究7」「自覚」「意識」「無意識」の三つを使いこなそう1



 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 いや~行ってきましたよ。夜行バスに乗って東京へ。

 囲碁界で一番オシャレな企画・碁会所が多いとこに。また詳しい話は別記事に載せて行きたいとおもいます。

 しかし、豆腐の角といえば大体通じちゃって本当にびっくりしました。また、詰碁単碁帳のご愛読者様も何人もお会いすることになりまして、本当にたくさんの方に見て頂いているのだなあ~と改めて実感しました。

 
 さて、今回遅くなりましたが前回の続きです。 大人になると心理的な面などで「考えすぎ」てしまいます。

 「困るから守る」「上手が怖いから守る」というのは、同じようで全然意味が違います。

 困らないのに、上手が怖いから守ってしまっているようでは、必要のない所へ一手いれたということになりますよね。囲碁は効率を求めるゲームです。

 A建築会社は10人で家を、Bの建築会社は11人で家を建てました。給料は変わりません。どちらが効率良く、会社に利があるかは明白ですよね。

 もちろん自分なりに考えて、「困るかもしれない」と判断したならいいんです。それでもし失敗しても、その判断を反省すればいい。
 
 でも条件反射的に怖いから守る、というのは判断力を伸ばすこともできず、ただ逃げているだけです。

 これじゃあ、いくら打っても判断力・大局観・読み・直感を成長させることができません。


  そういう人は相手に負けているのではなく「自分に負けている」という自覚を持ちましょう。   

 これらを克服するためには、まずネガティブな心をリセットする必要があります。 

 何も考えない努力をしましょう

 考えろ、という人はいても、考えない努力をしろなんていうのは、世界広しといえども私くらいでしょうかw

 思い切って、考えるのをやめてみる。それを「意識」する。考えない努力を意識して取り組んでみましょう。

 たとえば先日ご紹介した原因の研究5の「単純作業」による思考のカット。

 古碁の棋譜並べなんかは特にオススメで、何も考えず数字順にまずならべます。よく棋譜並べで解説をみるのがいいと思う人いますけど、解説見るのは悪手ですからやめてください。

 並べたら、すぐに崩してまた並べましょう。それの繰り返しをしていきましょう。そうする事で段々と心が無心に近づいていきます。

 「無心」とは心が無いのではなく、自然にまかせ、あるがままを受け入れることです。

 あるがまま起きた現象に、自分の欲や恐怖という鎖を突破らう大きな力になります。

 棋譜並べは心をリセットさせ、無心に近づく勉強であり、座禅などしなくても禅の心を棋譜並べで培うことができます。

 
 長くなりますのでこのへんで。

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会議室に碁盤を置こう!盤上で培うブレインストーミング術。


 ども〜こんにちは。豆腐の角です。

 出張用パソコンから書いています。いよいよ今日関西を出まして、東京へ出張いたします。

 関東の皆様よろしくお願いいたします。

 
 さて、皆様はブレインストーミング、ブレストという言葉をご存知でしょうか。

 ブレストとは自由奔放にアイデアを出しあい、互いのアイデアで連想することによって、より良いアイデアを生み出そうという発想法です。

 ブレストには4つ大事なことがあります。
 
 1結論厳禁 2自由奔放 3質より量 4結合改善

 1は相手の意見を批判しない、結論や判断をその場でださない。2は奇抜なアイデアを受け入れる。枠にとらわれず、恐れずにアイデアをだす。3はとにかくアイデアをだす。出しきったと思ったところから頑張る(笑)4は出しあったアイデアを結合させ発展させる。
 
 ブレストは非現実的、確実性に欠けるものであっても、とにかくどんどん出していくものです。とにかく捨てずに出しておくと、あとから出てきたアイデアとつながるかもしれないからです。

日本の会社では、まだまだ浸透していない考え方ではないでしょうか。

特に日本の会議では批判からスタートするということが多くあり、アイデアを殺してしまうことが多々あります。

やれコストが高いから無理だの、リスクが高すぎるだので、アイデアを出す段階でそんなことを言われてはやる気がなくなってしまいます。

さて、わたしは常々会社の会議室には碁盤と碁石があると面白いんじゃないかと思っております。

囲碁の検討はみんなで集まってわいわい意見を出しあうのですが、これってブレストを碁盤でやっているとおもうんですよね。

碁盤と碁石がブレストのシュミレーションとして活用できる、と私は考えています。

おっとそろそろ子ども教室がはじまるのでこのへんで。

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「強くなれない原因の研究6」アマチュア級位者が伸び悩む本当の原因。


  ども~こんばんは。豆腐の角です。

 囲碁が強くなれない原因は、たくさんあります。

 正しい勉強法を知らない・ちゃんとした指導者がいない・努力の方向を間違っている……

 これまで色々と書いてきました。

 今回は特に級位者で伸び悩んでいる人・リアルで碁を打っている人によく見られる話をします。

 
 アマチュア級位者で伸び悩んでいる人の5割り7割りくらいは、それが原因じゃないかなと思っています。

 
 それは……

 ずばり「考えすぎ」です。 

 
 今回の話での「考えすぎ」は、碁の技術的な事の考えすぎをさしているわけではありません。

 (なんかこわいなー、こないだも取られたしなあ~読んでないけど、とりあえず受けちゃえ)

 (守って守って守りまくってとにかく取られないようにしなきゃ……)
 
 (こんな手打ったら怒られるんじゃないかなあ。怖いから普通にうっとこう……)

 (また負けた!ああもう、検討なんてせずにつぎだ!) 
 

 さて、皆さんなんか思い当たる節はありませんか?もうお分かりだと思いますが、私が今回いいたい考えすぎの意味は……

 感情や気持ち、心の考えすぎです。 

 いくら碁の勉強をしても、いくら囲碁に時間をかけても、恐怖や、欲望、目の前の勝ち負けに拘ってしまうと、正しい発想・正しい判断ができませんし、良くなっていきません。

 だって、「正しい手はこっちなきがするけど、上手が怖いからやっぱこっち守っとこう……」って発想してたらいくら経っても正しい手が打てるようになりませんよね。 上手とか下手で打つ手が変わるのでは正しい力がつきません。

 技術が100点でも、相手を怖がって、持っている技術力の半分以下しかだせない。本ではできるのに、実戦だと考えようとすらしない。思考の出発点が「怖い」から発想がスタートしてしまっているから。

 特に上手にいじめられて育つ人が伸び悩んでいる人には多く、そういった方ほど(自分がヘボだからしょうがない)などと真面目に考えすぎる人がまた多く、伸び悩みスパイラルへ。


 一度、そういう風に考える癖がついてしまうと、本当に伸び悩みます。心と身体が歪んでしまっているのです。

 私も教える仕事をさせていただいておりますが、見させていただいている大人の方のほとんどが、それが原因で伸び悩んでいました。

 そのため、まずは心と身体を正常な状態にもっていく事からはじめています。 

 気持ちを前向きにさせて自信を取り戻してもらったり、反射的に怖いって判断した時に、一旦こらえてもらって、教えながらどういう状況なのかを説明し、正しい判断ができるようにちょっとずつ直していっています。

 だから私は自分はインストラクターというより、囲碁の整体師みたいだなあと思っているんです。

    
 東京明後日に出発します。そのためしばらく東京の話を書いたりするとおもうので、たぶんこの話のつづきは来週以降になるかとおもいます。では。

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「強くなれない原因の研究5」「単純作業」を使って余計な思考をカットしよう。

 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 前回の続きです。

 考えてうごくのが大人で、感覚や本能でうごくのが子供です。

 子供は感覚で感じ取っていくため、「身体」にすっと入っていきます。

 感覚で感じ取るから身体、感覚が育ちやすい。子供の頃にやっておくと、「身体」がベースになり、大人になっても「感覚」の鋭い手が打てるようになります。これはピアノなんかと一緒。

 大人は知識があるから本の知識に頼ろうとしすぎたり、考えて打とうしすぎたりしてしまう。

 じゃあ、大人から始めた人が身体で考えるようになる方法はないのか?ということが気になりますよね。



 
 結論としては、一応できます。子供に比べたら、感覚の鋭さは甘いかもしれませんが・・・・・・・

そのためには、考えすぎる・余計な思考をカットする事がまず大事です。手について考えすぎたり、感情的なもの(こんな手を打ったら怒られるとか、なんか怖いとか)もそうです。

 無心になる事が重要です。あるいは思考をシンプルにしましょう。余計な思考を除けることで、メモリに空き容量が出てきます。すると落ち着きがでて、感覚が敏感になってきます。

 別に滝に打たれろとか、禅を組めというわけではありません。

 たとえば単純作業。これって仕事だし、やらないといけないという緊張感で集中せざるなく、しかも同じことを繰り返すという動作であまり頭を使う必要がありません。

 かなり無心に近い状態に入りやすい。

 ピンポンやテニス練習でのラリーの打ち合いなんかも、かなり無心に近い状態になりやすい練習です。



 じゃあ囲碁もそういう状態にもっていくような練習をすれば……ということですね。




 ①余計な思考を挟まない。 ②考えるのではなく感じ取る事を心がける。
 
 これが大事なポイントです。

 棋譜並べであれば、まずは棋譜を好きなところまで並べましょう。一回目は手順通りただなぞるだけでいい。並べ終えたら、すぐに崩して、同じ碁を並べましょう。何回も繰り返し並べましょう。

 最初は手順通り並べるだけでも苦労すると思いますが、二回、三回と繰り返しているうちに、段々とここはこうだったというのを覚えようとしなくてもなんとなく覚えているものです。頭で暗記しようとしてするのではなく、手で覚える、という感じでしょうか。

 するとあまり手順に「意識」を集中しなくても並べられる余裕が出てきます。
 
 余裕が出てきたら、今度は「流れ」を感じる事に意識を集中しましょう。段々と余裕ができたら、これなんかいい!と思うところもでてきます。そこは重点的に繰り返し並べてみると感覚がよりよくなります。

 何度も何度も、並べてください。すると段々と頭ではなく手が反応するようになってきます。

 それを繰り返していくうちに、無意識に強い人の打つエネルギーが身体に入ってきますので。

 意味が分からなくても大丈夫。意味なんてわかったらあなたはプロ級です。余計な事は考えず、ただ並べましょう。

 
 すると、碁を打った時に頭ではなく手が反応するようになります。 

 依田先生のプロ棋士の思考術という本にある、先生の修行時代の勉強法も似た話が書いてあります。名著ですのでぜひ読んでみてください。
 
 

  
 これはまた書きますが、現在のアマチュアファンは栄養過多になっている事が多いと感じますね。

 布石や定石の本などたくさん世に出ていますが、ちゃんと消化せずに食べ過ぎ。

 本当に必要な囲碁の本って、実はそんなに多くはないと思っています。

 
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「強くなれない原因の研究4」大人と子供。成長スピードがどうして違うのかを探ろう

 
 ども~こんにちは。寒い日がちょこちょこ出てきて、鍋に投入される日が増えてきた豆腐の角です。


 さて、今日は大人よりも子供のほうが成長スピードが早い理由について考えていきましょう。

 子供は頭が柔らかいからスポンジのように……という事をよく聞きますよね。じゃあ大人はスポンジじゃないのか?たわしなのか?それとも鉄なのか?

 具体的にどうちがうのでしょう。もしこれの原因がわかったら、大人もスポンジのようになれる方法があるかも?

 大人と子供では碁を打つ時、使っている部分のベースが違うんですよね。

 結論から先に言うと、大人は「頭」で打ち、子供は「身体」で碁を打っているからです

 子供が頭を使っていないというわけではないですよ。ようするに小さい子ほど、ベースが「身体」のほうが比率が高いということです。

 身体で打つ、というのはどういうことかご説明致しましょう。

 人は生まれた時、知識がないため、考える力が大人よりはありません。考えるためには、知識という材料が必要だからです。

 その代わり、子供は感覚が素晴らしく鋭敏です。

 子供は感覚を使って、身体で物事を覚えていきます。ハイハイにはじまり、コケたりつまづいたりしながら歩けるようになっていきます。
 親の話している「音」を聞き、口をもごもご動かしてきゃっきゃっいっているうちに、喋れるようになります。
 
 人間は「身体」→「知識」の順で成長していきます。身体から育たないと、野生の世界ではすぐに死んでしまうからです。





 
 実は、碁は頭で理解しようとするよりも、身体で覚えたほうが早いゲームなんです。

 大人の方を指導するとき、いつも身体で覚えるというと、暗記のことかと思われるのですが、中々わかっていただけない。

 これは子供の頃から碁を習った人、院生経験者の方にも身に覚えがあるかもしれません。

 プロになった人、院生や元院生の人なんかは、頭ではなく感覚という身体がベースで出来ています。大人から始めた人は、どうしても頭が7対身体が3くらいで考えがちです。

 アマ五段が5時間の持ち時間、プロが10秒で碁をうったとします。勝つのはプロです。時間がなくても感覚で打てるからです。

 もし囲碁が考える力だけで勝てるゲームだとしたら、アマにも勝機はあるかもしれませんが、囲碁はそれだけじゃない。

 というか碁が強くなるもっとも早い道は、頭を鍛えるというより、この感覚を磨くことにあります。

 
 だからピアノもそうですが、感覚がもっとも鋭い幼少期からスタートさせたほうがいいというのが多いですね。
 
 幼少期からやっておくと、大人になってもベースは「身体」に偏りますから。

 
 さて、次回は「身体ベースを「意識」でつかもう」です。大人の方は、今度は「意識」して感覚で囲碁を学ぶ感覚を掴んでみましょう。

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「強くなれない原因の研究3」詰碁=解くものという考え方から卒業しよう。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 
 今日は私の大好きな詰碁の話をしていきたいと思います。

 え?詰碁が好きなの?もしかして変人?失礼な。いたってノーマルな豆腐ですよ。

 今日はみなさんの「詰碁=解かないとダメなもの=答え見ちゃダメなもの」という幻想をぶち壊します(?)

 私は碁を覚えて碁会所に通いだしてから、おじさんに負けるのが腹立つので詰碁の本を手に取りました。

 ゲームでいうと攻略本を買うようなイメージでしたね。

 そのおかげで10ヶ月くらいで碁会所初段になりました。やった事といえば詰碁と実戦くらいです。 

 さて、私はどのように詰碁に取り組んだのかといいますと「一手目だけあってれば正解ってことにしよう」でしたw
 一手目すら合ってなくても答えをみてイメージをつくります。

 これ、不真面目なようで自分的にはとても理にかなっているとおもうんですよね。


 30秒くらい問題をみて、一手目決めたら答えをみる。一手目が正解していたら、その先の図をチラッとみて、筋のイメージを固めて次の問題へ。

 こうする事で短い時間で一冊を読むことができ、筋を「知り」「感覚が磨かれ」「イメージを固める」ことができます。
 
  詰碁の効能は「正しい手筋を知る」「第一感を磨く」「イメージ力をつける」です。

 安易に詰碁を級位者に解けという人もいますが、手筋を知らないのに詰碁を解くなんて無茶です。

 たとえば問題がマンションのドアで、あなたはピッキング犯(たとえ悪いけどw)だとしましょう。ドアを開けるには鍵(筋)が必要です。
 手筋を知らないで問題を解けというのは、鍵も道具も渡さずにドアを開けろといっているようなものです

 そんな状態でやらされたら、大体の人は詰碁が嫌いになるのではないでしょうか。

 では鍵、手筋を知るには?問題の答えをみて「知る」ことです。

 答えをみて、正しい手筋のイメージを植え付けていきます。それを繰り返すことで自分の感覚に。

 私の作った詰碁単碁帳アプリも詰碁は解くもの、という概念から、答えをみて筋を学ぶ、に考え方を変えて欲しいため・・・・・・

 詰碁をとくレベルになるために、まずは鍵の入手が必要ということです。

 
 ぶっちゃけ、強くなれればなんでもいいのです。詰碁を解こうが、解かなかろうがw

 詰碁をどう考えてどう勉強に取り入れるか、それはあなた次第ということです。

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いい手を自分の感覚にしよう。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今日はちょっと遅くまで碁を打っていました。

 9子でお相手させていただきまして、その時に出てきた形を使わせていただこうかと思います。

 ちなみに豆腐に9子で勝てれば大抵の碁会所で初段を名乗れます。


 皆さん考えて碁を打たれているかとおもいますが、大体7~8割りの発想が貴方の感覚です。碁が強くなるには、この感覚を磨いていく必要があります。

 考えた手、というのはその中から取捨選択した手がほとんどです。

 もし悪い手が癖になっていると、なかなかその感覚を改善するのは難しいです。時間がかります。詰碁も棋譜並べも、ほとんど感覚を良くするためのものです。

 考えるゲームではありますが、その前にスポーツのように感覚を鍛える必要があるのです。 

 
 53と切りました。ここで冷静に対処できれば、あなたは棋力初段以上だと思います。

 Baidu IME_2015-11-1_23-59-30

 正解は54。かけつぎにしつつ、あたりです。55とつがせる形が、すごく働きの悪い形です。あき三角でのツギですが、Bから切断が残ります。守ったのに、弱点が残っている。これってすごく効率が悪いんですね。

 56とあたりにして、58と守りAの二子とりを残す。これも覚えて欲しい良い形です。58でR2はAと受けられたあと、58に切りが残ってしまいます。

 Baidu IME_2015-11-2_0-12-19

 54とカケツギの好形にしつつ、55と打たせるのが気持ちがいい、そう感じられるようになりましょう。


 Baidu IME_2015-11-2_0-13-5




 実践の54は55と打たれてAとBの弱点が残ってしまいました。 

 54は筋場というところで、白から打ってあき三角になるところのことです。そこは相手に打たせるようにしましょう。(筋場については下記の青字をクリックで過去記事に飛びます)

 筋場について


 Baidu IME_2015-11-2_0-14-51

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プロフィール

豆腐の角

Author:豆腐の角
ども~こんにちは。豆腐の角と申します。

棋力は東洋囲碁八段~九段を行ったり来たり程度。兵庫県を中心に、関西で囲碁を教えて生活しています。

現在の所、ネットはカフェトークをhttps://cafetalk.com/tutors/profile/?id=36141&lang=ja参照ください。

リアル個人指導一時間2500円。棋譜添削は三局分を簡単にまとめたものを千円でやっています。(需要の状況により、値上がり変更があるかもしれませんが、ご了承ください)
入門は30分500円から。お気軽にどうぞ。

カフェトークはちょっと無理!でも豆腐は信頼できる!という方は、豆腐とご相談で直接やりとり契約もおkです。生徒さんとの信頼の元やらせていただいております(´・ω・`)

 

みくろっく

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