豆腐の本棚第八冊「かご猫~日本一のヘン顔」


 ども~おはようございます。豆腐の角です。


 今日ご紹介するのは、我が囲碁の経営学ブログの所長こと、シロさんの写真集です。

 
かご猫かご猫
(2008/06/05)
SHIRONEKO

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 なぜ囲碁のブログで猫の写真集を紹介するのか?といいますと、囲碁は神経がとても疲れるゲームですよね。

 とくに19路盤は終盤までうつと大体少なくとも250~280手、多いと300手と長丁場のゲームです。

 そうなると一局にかける時間も長くなり、当然思い入れが強くなります。それで負けてしまうとすごく精神的にくるんですよねー

 こんなに時間をかけて一局打ったのに負けるなんて!……っと精神的にブレちゃう。こういう精神面にくるゲームには癒しが必要だと思うのです。

 負けた時は少し落ち着いてお茶を飲んで一息……シロさんの写真集を見て心を落ち着けましょう。

 負けた時にすぐに次局を打とうとするのは悪手です。心が落ち着いていませんから結果もよくなりませんし、碁も荒れるので自分の上達にもつながりません。

 ユーズドですと84円だったと思います。すっごい面白い顔で、癒されること間違いなし!です。

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置碁の経営学~八子局の考え方


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 今日から八子局の考え方を書いていきます~といっても豆腐流なだけなんで。マネはしなくてもいいですけどねw

 さて、八子局の場合↓天元が空くわけですが、大抵の上手は空いた天元に打つと思います。

 基本的には九子局とそれほど大きく変わりませんが、九子局と違うのは、天元に白が締められることで、中央が模様になりにくいことです。全体的に局面がボケた気がしますよね。

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 ↓黒1とこのように、九子局と同じように隅の星から辺の星につなげるイメージで打つのもありですが、2~4と打たれると左辺で戦いがおきます。この時白の天元が、なんとなく仕事をしそうな雰囲気がありますよね。

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 そこで豆腐の角流では、黒1と天元にツケ、天元の石の働きを鈍くさせにいきます。2とハネには3でツケギリの格好にします。ヒカルの碁にこんなのが出てきましたね。

 上手相手に戦いを起こすなんて怖い、なんて思われるかもしれませんが、ツケギリの形は部分的に互角です。ただし、周りは黒ばかり。黒が悪いはずがありません。

 それとツケギリのメリットをもう一つ。ツケギリなどの接近戦は、接近戦ゆえに形が決まっていきます。置碁の上手の考え方としては、いきなり接近戦は避けたいのです。

 なぜかというと、形が決まってしまうと、地がかたまったり、石が完全に生きたりと、分かりやすくなるからです。

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 ↓お互いキリチガイ一方伸びよと伸び合うのが普通でしょう。キリチガイの形をそのままほうっておくことは、白はやりにくい。中央の戦いを連打されると、力関係が黒有利になってしまうからです。

 つまり有無を言わせぬことができるということです。白はバラバラで攻めの対象となります。

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 ↓■の白石が白の負担となり、普通に上辺を白が割ろうとすると、中央~4から6と中央に響いてきます。つまり中央を警戒しながら、打たないといけないということです。

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 この打ち方をすると当たり前ですが接近戦に強くなります。

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豆腐の本棚第七冊「必ず覚える!一分間アウトプット勉強法」


 おはようございます。豆腐の角です。


 今日は囲碁の本ではありませんが、先日届いた、勉強のやり方の参考になる一冊をご紹介させていただきます。


 
必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)
(2011/02)
齋藤 孝

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 私は以前、練習のための練習になっていないか?ということを書きました。たとえば、囲碁の本を読んだとして、それを実戦で使うことをを想定して読んでいるか?ということです。

 囲碁の本だけでなく、たとえば英語のテキスト。なぜ英語を学ぶかといえば、英語を使うために勉強しているはずです。

 日本人はインプットは好きなのですが、アウトプットが苦手な人が多いです。インターネットの普及で、情報が手に入りやすくインプットしやすい時代にはなりましたが、アウトプットする意識、習慣が身についていなければ、右から左にでていくだけです。

 本書はインプットした情報を一分にまとめて話す、というアウトプット法です。一分といえば凄く短く感じるかもしれませんが、やってみるとこれが意外と長い。

 できれば二人一組になり、インプットした情報を聞いてもらう。これをすると人に話すことを想定して(アウトプット)インプットする習慣が身に付きます。

 人に話すということは、相手により理解してもらえるように考えるはずです。そうすることで普段のインプットする時間でも緊張感が生まれ、より真剣に勉強を取り組むことができます。   

 本書はほかにも、「世界史をアウトプットする」「英語をアウトプットする」「法律をアウトプットする」「グラフをアウトプットする」

 など、受験勉強されている方、教える立場の人にも参考になる一冊です。


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置碁から得るもの


ども~こんにちは。豆腐の角です。


 さて、九子局の考え方もだいぶ書いてきましたが、置碁は結局なにを学ぶためにあるのか?といいますと置いてある石を働かすということを意識してもらうためにあるんですね。

 ↓九子局などでは当然置いてある黒石を活かそうと考えますよね。実はこれ、互先でも考え方はおんなじなんです。


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 たとえば前回↓に載せた図、1とカカリには2が相手を息苦しくさせる好手です。三連星の辺に星があるため、白はヒラキを5と狭く打たないといけない。つまり2とコスミツケた手は、前に打った辺の星を働かせようとした手ということです。
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 このように、前に置いた石を活かすことを意識しながら置碁を打たれると上達します。一番いけないのは、上手の手をただ怖がるだけで漫然と打つことです。

 囲碁の根本は石を働かせるゲームなのですから。強くなるためには石を働かせることを考えるのが上達の早道なのはいうまでもありません。

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インプットは浅く深くがポイント


 ども~こんにちは豆腐の角です。


 皆さんは本を読む時どこから読まれるでしょうか?

 いきなり最初のページから読み進まれる方が多いかもしれませんが、私はまず表紙裏に書かれている本の概要などを読んで、それから「もくじ」を読み、本の全体像を掴むことから始めています。

 もくじを読んで全体像を浅くインプットし、その後も最初のページから読むのではなく、もくじで見た自分が興味のある部分をまず読んでいます。

 興味のある所から読んでいき、最後に最初から読んでいきます。

 最初に浅くインプットすることで、全体像をつかみやすくし、それからまた最初から読むことで深いインプットがしやすくなります。

 イメージとしては、もくじなどで全体像を掴むのはインプットの種まき作業のようなものです。

 これは囲碁の本などでもおんなじことで、最初から真面目に読む必要はありません。

 大事なのは自分が興味を持ったところを集中的に読まれることです。


 浅く深くスパイラル状に読みすすめてみましょう。

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置碁の経営学~九子局の考え方3

 ども~こんばんは。豆腐の角です。


 帰ってきたらすぐうpろうと思っていたのですが、疲れて寝ちゃってました(ノ∀`)

 
 さて、↓1のカカリは九子局でよく打たれ、級位者のみなさんも、相手に打たれたご経験があるかと思います。


 三連星のところを荒らされた、と思って焦られる方が多いのですが、実は白は本来1と打ちたくないんです。 さてどういうことかというと・・・・・・
 

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 ↓は互先の図です。右辺に三連星がありますね。ここで次の白は・・・・・・

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 ↓三連星を打たれたら右辺が全部黒地になってしまう!!とヤキモチを焼いて、焦って1と打ちました。実はこれ、大悪手なんです。

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 ↓1とコスミツケられることで、辺の星が仕事していて、右辺で大きく開けません。3から5と打つしかなく、どうでしょう。まだまだ広いところたくさんあるのに、やたらと狭いところに白はうって、息苦しいですね。

 右辺に連なった白石は、格好の攻めの対象になります。主導権を黒が握ることはまちがいありません。

 だから九子局でもホントは1と打ちたくないんです。しょうがないから打ってるという感じwだから本来焦るのは黒ではなく、白なんですね。

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 ちなみに↓正しいカカリはこちらの1です。広いほうからかかるのが普通。2と受けられると右辺が黒地になりそうですが、まだ完全ではありませんし、白も上辺を得ました。与えるところは与えないとバランスが崩れるのです。

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 ↓右辺は黒の星から1~5間しか空いてません。上辺は左上の星から9間。上辺のほうが広く豊かなのは一目瞭然です。


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豆腐の本棚第六冊「ひと目の詰碁やさしい問題を反復練習」

 こんにちは。豆腐の角です。

 今日はこれから相楽園のほうへ行ってまいりますので、置碁の話は帰ってから書かせていただきますm(_ _)m


 ご存知の方も多いのではないでしょうか。↓趙治勲先生の名著ですね。かなり優しい問題を集めた本で、級位者の目線に合わせた数少ない本だと思います。

 詰碁というと、ちょっとなにを学ぶのか?イメージがつきにくいですよね。実は詰碁は手筋の宝箱。正解の手筋は正しい手筋であり、それを学ぶことに重きを置いているんです。

 難しい詰碁は読みを鍛える本ですが、優しい詰碁は手筋を学ぶことです。

ひと目の詰碁 やさしい問題を反復練習ひと目の詰碁 やさしい問題を反復練習
(2003/06/01)
趙 治勲

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置碁の経営学~九子局の考え方2

 ども~おはようございます。豆腐の角です。


 前回↓の図の続きを今回やっていきます。置石すべてをつなげるのが理想ですが、相手も上手。すべてをつなぐのは難しいでしょう。

 今日は「小さく生かす」です。


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 1の押し↓から石数を増やして5に打ち込み。さて、ここで冷静にみてみると、右下はまだまだ取られそうに見えません。怖いと思えば、右下隅に一手いれるのもいいでしょうが、白は1からの押しで、右側には石数が増えましたが、その分左側が手薄です。6とボウシから封鎖と分断を狙いたい所。

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 ↓白が1、3とつながりにきたら、4と全体を攻めます。4は生きるスペースを下辺で与えない手です。少なくとも下辺に大きな白地ができそうには見えませんよね。下辺の「辺」よりも、「中央」のほうが生きにくいというのは、以前にも書きました。つまり、白に生きにくい中央へ行ってもらう狙いということですね。

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 ↓そこで白の常套手段が1のつけですが、これを打つとたしかに下辺で地を作りつつ生きそうです。が、その代償に左辺の黒に石数が増えましたよね。Aに打ち込んでこられてもBと下がれば生きそうにみえません。

 下辺で仮に10目の地を作ったとしても、左辺で2~30目の地ができればいいのです。

 ツケはお互いの石を強くする性質があります。九子局ではわかりやすくなり、黒としてはありがたいでしょう。

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 ↓右下の黒に対し、黒の脅威は1でしょうか?しかしこういう隅に潜り、眼を奪おうとする手を打つと、黒は外回りに石がきます。2~8と外側に石がくることで、10とワタリが成立します。このあとAの分断と、Bからの攻めが見合い。黒の楽しみが多い碁です。



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 三三定石を思い出してください。↓隅に潜ることで白地を作りましたが、その代わり外側に石がきていますよね。これとおんなじ理屈です。隅に入れば外側に石がくる。大事なのは「小さく生かす」心がけだけです。


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 小さく生かすということは、相手の動きを制限しているということです。「攻め」を意識するというより、もっと具体的に、相手の動きを制限することを意識しましょう。

 具体的に考えることが強くなる近道です。


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置碁の経営学~九子局の考え方


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 皆さんは九子局で上手の人に教わる事はありますでしょうか?私は教える側で打つ事が結構あるのですが、九子も置いてるのになぜ勝てないのか?と思われるようです。


 たしかに九子も置いてある局面を白の立場で見てみると、とても勝てそうに見えません。一手の価値を10目としてみても、九子なので90目。とてもじゃないですが、勝てる気がしません。

 しかし、囲碁は置いてあるだけでは勝てません。置いてある石を活かさなければ勝てないのです。

 黒の九子局の考え方は、1「置いてある置石を繋げること」2「相手の石を分断すること」の二つです。この二つを学ぶために九子局はあるのだと思ってください。

 ↓の赤線のように、置石同士を繋げるイメージで打ってみましょう。石を繋げるのは碁の基本。そして九子がすべてつながると、白は取れる所がありません。

 そうなると90目の差を埋めることができませんよね。だから白の考えは「相手の石を繋がらせないように打つ」を心がけています。

 相手の狙いがわかれば、当然それを阻止するためにも石はつなげたいですよね。

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 ↓私がよく打つ白の常套手段です。5と打つことで■にプレッシャーをかけています。さて、ここで黒の考え方は二通りあります。■を助けるか、■を犠牲に残りの八子をつなげることか、です。

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 ↓助けるなら1などで中央突破を目指します。これも立派な打ち方。白を左右に切り離しました。下辺からの石が取られなければ両側に白の苦しい石ができます。

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 一方、下辺一子を捨てる打ち方もあります。繋がる事と矛盾しているようですが、一子を犠牲に残りの黒同士を繋げようということですね。黒1、3は隅を安定させながら下辺を大きく取らせないようにしています。白2、4は黒からの突破を防いだ手です。

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 たとえば6などシャッターを下ろして大きく取り込もうとすれば、7から11。白はたしかに一子を取り込みましたが、どうでしょうか?9手かけて10数目くらいの白地しかできていません。これでは九子の差は縮まらず、■を取ったことが焼け石に水になっています。(10で11は11の右にハサミツケる手がある)

 白が下辺をとっている間に左下が大きくなり、右下も隅が安定し、右上に13と石をつなげに行くことができました。

  
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 このように九子局は石を分断すること、そして石をつなげる事を考えるのが大事です。

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セルフモニタリングノート

 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 トップアスリートといわれる人たちの中には、日々の練習や試合、出来事などをノートに書いている人がいます。最近では常識のようなものになっていますが。

 考えながら継続的にノートを書くことで、セルフモニタリング(自己観察)するのが目的です。過去の反省、修正点などの課題を、ノートに書いていつでも見れるようにすると、時間が経っても冷静に振り返れるようになります。
 むしろ時間を置くことで、ノートに書かれている事を客観的にみれるようになります

 つまりノートを書き、それを読んで振り返ることで、自分との対話をするこができるのです。
 
 自分との対話、とは中々できるものではありません。普段は冷静に自分を見つめるということは中々難しいものだからです。
 
 実は囲碁界でもノート法を実践している人たちは、私の知る限りでも数人います。代表的なのは張栩九段、関西棋院では今村俊也九段などです。

 

 私もプロを目指していた頃書いていましたが、自分との対話をする前に親との対話(ノート法は親に教わり、親に見せるのが義務だったので)になり、冷静になろうにもなれなかったのが今思えば問題だったと思います。

 ですが、それでも割と客観的にみれるようになったのは事実です。自分の中にもう一人自分を作って、自分を遠くから見つめるような感じ。そうしないとやってらんねえ(*゚▽゚*)っていう状態でもありましたがw

 思えばそれが私のドライな棋風の源になったのかもしれません。

 
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囲碁の経営学~根拠について2


 ども~おはようございます。豆腐の角です。


 昨日に引き続き、例題を見ながら根拠の理解を深めていきましょう。

 ↓黒番です。根拠のない石はどこにあるでしょう?次の一手は?

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 黒1が白の根拠を奪う好手です。白の生きるスペースを与えず、右上の黒地がかたまり、中央に追い出すことで3,9に石がきて、上辺の白模様を牽制しています。しかも白はまだ生きていないので、下辺に打ち込みづらい。1の一手は一石二鳥、いや四鳥くらいありそうな手だったんですね。

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 1と下辺から模様を広げるのは良さそうですが、失敗。白2と打たれ、根拠を得て楽をさせています。右辺の白が生きると、下辺のA、Bなどが打ちやすくなります。

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 このように根拠に関する手は一石二鳥以上の手になりやすく、盤面最大の手となる可能性が高い手です。

 是非普段の対局で「根拠」を意識して碁を打たれることをおすすめいたします。

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囲碁の経営学~根拠について。


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 囲碁には「根拠」というものがあります。根拠とは生きがあるかどうか?という意味で、根拠のない石とは、生きるスペースがない石、根拠がある石とは、生きるスペースが大体ある石です。

 実はあまり誰も話されませんが、この根拠という手は盤上最大の手になる事が多いんです。よく次の一手問題で、急場といわれる手は大抵根拠の手です。強い人ほどこの根拠の感覚に優れています。

 
 

 さて↓黒番です。根拠のない石は?


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 ↓当然の黒1二間開きです。ここに根拠がありませんでした。ここに打つことで黒が安定し、右上の白に根拠がなく、上辺の黒は安定しているので一方的に白が弱い立場。さらに上辺が安定したことで、左上の白も三三が厳しい狙いとなっています。

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 手を抜いて下辺に打った図です。ここは小さい。2の二間ツメで黒の根拠を奪ったことで、右上の白と上辺の黒の強弱が同じくらい。4と打つことで、右上黒隅の根拠を脅し、7に打たせます。あとは14まで。

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 ↓下辺の■は、それぞれ根拠(生きるスペース)をもっています。強い石から地を増やしても小さかったですよね。一方、白は左上の三三の脅威が、二間にツメたことで牽制されており、ほぼ大丈夫。

右上白三角の石が強くなり、白模様ができました。弱い石から地ができると最高に効率がいいんです。しかも上辺の黒はまだ弱く、左辺と絡まられそうです。弱い石を作ると攻められ、相手に効率のいい地を作らせてしまいます。


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 根拠のない石というのは、会社の信用問題に関わるようなことです。会社は社員を雇ったらお給料をあげなければなりません。地はお給料のようなもの。根拠のない石とは、会社からお金がもらえない状態です。

 そのまま根拠のない状態が続くと不良債権(取られる)になってしまいます。

 
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豆腐の本棚第五冊「詰碁を解くカギ」


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 本日の一冊はこちら↓


詰碁を解くカギ―基本が身につく死活の筋20項 (MAN TO MAN BOOKS)詰碁を解くカギ―基本が身につく死活の筋20項 (MAN TO MAN BOOKS)
(2005/08)
橋本 宇太郎

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 詰碁は扉、手筋はカギ、詰碁を解く私たちはコソ泥(?)です。囲碁は経営者にもなれれば、コソ泥にもなれます。しかもうまく扉(詰碁)を開ければ、怒られるどころか褒められるという、変な世界ですね囲碁って。

 詰碁の大家、橋本宇太郎九段の名著です。読みという曖昧な説明ではなく、詰碁を筋別に分けることで、詰碁を解きやすくなるようになる……ということですね。

 ただ、やや難しい問題もありますので、答えを見てもOK。手筋を勉強するものとして見る事をオススメします。


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読みは「数」と「幅」で出来ている。

ども~こんにちは。豆腐の角です。


 よく強い人に読みを鍛えなさい、やさしい詰碁をやりなさい、と言われる方が多いと思います。実はやさしい詰碁というのは、読みを鍛えるというより、手筋を勉強するものなんです。


 手筋とは、読みをショートカットすることができる便利道具のようなものです。

 しかし、そもそも読みとはなんなのでしょうか?

 

 ↓中央にシチョウの図、右下が詰碁です。 


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 ↓シチョウはジグザグに追いかけることさえ知っていれば、白からの手でいい手もなく、読む手数は多くとも、Aの行き止まりまでは一本道です。これが「数の読み」です。

一方、右下は一手目から候補が色々あります。正解までの手数、「数の読み」は少ないですが、相手からの手も読まなければならず、「幅」があります。これが「幅の読み」です。

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 単純な読む手数は、数の読みのほうが多いですが、幅の読みは相手の応手も考えないといけません。

 やさしい詰碁とは、「幅」をできるだけ狭くし、正しい手筋を勉強することで、読みをショートカットできるようにすることです。

 ショートカットできるようになると、やさしい詰碁が一本道のシチョウのように感じられます。

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豆腐の本棚~第四冊「一手の大きさがわかる本」


 ども~こんばんは。豆腐の角です。


 本日の一冊はこちら↓

一手の大きさが分かる本 (マイコミ囲碁ブックス)一手の大きさが分かる本 (マイコミ囲碁ブックス)
(2008/02/27)
片岡 聡

商品詳細を見る


 一手の価値を大まかにでも分からないというのは、大海原に地図もコンパスもない状態で航海しているようなものです。

 今日の棋譜お便りコーナーにも書きました、形勢判断のやり方や、一手の価値の大きさをできるだけ数値化し(分数とかはでませんのでご安心を)明解な図で解説した本です。
 著者の片岡九段といえば、クールで形勢判断に明るいイメージですが、本書はまさにそんな片岡九段のイメージにピッタリの本です。

 詰碁や棋譜並べ以外の技術関係の本で、私が初めて役に立ったと思った本です。是非本書と実戦を併用してみてください。

 今までがどれだけ危険な航海をしていたのか、ということに気づかれるかもしれません。

 本書で自分の打つ手に自信を持たれることをお祈り申し上げます。


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棋譜お便りコーナー第三局1-1「碁は最後に地が多いほうが勝つゲーム」


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 
 ノーサンキューさんより棋譜のお便りを再び頂きました。


 黒がN資金さん(仮名)白がノーサンキューさん(仮名)です。N資金さんが1とボウシした所です。さて、白のつぎの一手は??

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 実戦1と切っていきました。これは黒の多い所での戦いですから、白は不利。左辺の黒は堅いですので、黒は怖いものなしで戦えます。

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 ↓平凡ですが、1と力を溜める受けが良さそうです。これで黒のボウシをした手がどうだったか。黒から次の狙いがありません。しかし、2と打たれると黒地も多そうにみえますが……

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 ↓形勢判断をしてみましょう。地は確定地のみ計算します。■は境界線をはっきりさせる役割。想定図です。実際にこうなるかは別として。

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 ↓■が地です。黒地が大体68目、白地が46目あります。コミをいれて白52目。16目差です。

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 さて、16目黒が地では有利なわけですが、あくまで「現時点」です。碁は終局時に地が多いほうが勝つので、現時点の地が多くてもあまり意味はありません。中央は広く、右辺の■上辺の■は寂しい石ですし、次は白番です。

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 たとえば↓1、3とやれば、中央がふっくらとして白地が16目以上は増えそうです。黒が消しにきたら、右辺と絡めたりと、このへんは力の勝負になりますね。黒が良いとは少なくともいえません。

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 左辺の地が大きいのに、形勢がそんなに良くないなんて不思議だ、と思われるかもしれませんが、黒はほぼ全総力を左辺に入れています。そのため地がある程度できるのは当たり前です。見た目の地ではなく、一手、一手を効率良くはたらかせているか?がポイントなのです。


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豆腐の本棚~第三冊「囲碁の力が10倍になる山田式トレーニング」


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 本日のオススメの一冊はこちら。


 

 山田式の読みを鍛える問題集です。シチョウなど、ほぼ一本道の問題が多く、読みの直線的総量をあげる問題集ですね。

 やさしい詰碁などは、読みを鍛えるというより「手筋」を覚えることに焦点を当てています。手筋を知ることで読みをショートカットすることができますから。

 本書はシチョウなどの直線的読み、手数の多さを読む本です。直線的読みは「数」の読みであり、詰碁など相手の受け方も考えないといけない曲線的読みは、「質」が問われます。

 本書はやや有段向けですが、読みのイメージを鍛える意味でも良書です。是非お手元に一冊置かれることをオススメいたします。
 
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三つのアウトプット法

 ども~おはようございます。豆腐の角です。


 さて、先日はインプットしたらアウトプット(実戦)をするべしと書きましたが、アウトプットは打つだけではありません。


 一番いいのが打つことですが、それ以外にも方法があります。


 それは「書く」「教える」です。

 書くということは、インプットした情報を自分なりに変換する作業です。人に教えることは、しっかりインプットした情報を理解していないとできません。人にうまく伝えられる人ほど、よりわかっている人ということですね。

 たとえば私は「書く」と「教える」ことをこのブログや、検討などで実践しています。そのおかげで「ここの伝え方はこんな例えにしたら面白いんじゃないか」と思いついたり、わかっていると思っていたことでも新しい発見をしたりで、より理解を深めることにつながっています。

 
 人に教えるほど強くはないっていう人でも大丈夫。話すことや書くことは誰でもできます

 書く、話すレベルは、その人のレベルで構いません。自分の力を上げるためにしてるんですから。間違いを気にせずどんどん実践しましょう。

 自分の理解している範囲を確認する意味でも、書いたり話したりしてみましょう。「わかったつもり」だったことでも、人に伝えるとなると難しいものです。

 恥ずかしがらずに、どんどん話したり書いたりしているうちに、理解を深めていることに驚かれるかと思います。

 「実戦」「書く」「教える(話す)」の三つが基本のアウトプット法です。
 

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インプット量は多いほどいいという錯覚

 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 情報化社会といわれる現代ですが、インプット量(勉強量)が多ければいいというものではありません。

 インプットが水だとし、人間のキャパシティが器とします。器の大きさによって、入れられる水の量は違います。
 
 器の大きさより多い水をいれると溢れてしまいます。これがキャパオーバーとなり、情報の量に埋もれてしまって、何が何だかわからなくなります。
 
 インプットとは頭でわかった状態です。頭でわかった状態をそのままにしても本当の意味で自分のものにはなりません。インプットの上にインプットをいれると、一番最初に入れたインプット情報が薄くなり、曖昧になります。

 だからインプットしたらすぐアウトプット(体を使って出す量)が必要なんです。器に水を入れてどうするか。当然器にいれた水を使うことを考えますよね。木や花に水をやったり。それとおんなじです。

 インプットしたことを実際に使う、これがアウトプットです。

 しかし、教科書通りのことがそのままで出ない、という人がいますが、それは当たり前です。だって碁は生きてますからね。教科書通りになれば楽かもしれませんが、それだったらとてもつまらないゲームになってしまいます。

  じゃあアウトプットできないじゃない。って思われるかもしれませんが、アウトプットは教科書通りのことをそのまま出さないといけないという単純なものではありません。

 たとえば、小説を読んだとしましょう。その本の解説を書く仕事をするとします。その時、本に書いてあることをそのまま書いたら解説になりませんよね?自分なりにその本を咀嚼して解釈して書くはずです。
 

 教科書に出ない手を打たれた、それは教科書の裏側を相手が見せてくれているともいえます。もし相手の手が悪いならそれを咎めたらいいし、咎められないということは、まだ分かっていないということです。だったらその手も含めて局後研究すればいい。

 一つのことを「わかる」ということは、そんな簡単なものではありません。一つのことを知ったら百の実戦をするくらいの気持ちが大事です。

 つまり一つインプットしたら百のアウトプットを心がけることです。


 一つのことをたたき台にして、実戦とインプット情報を何度も比べ、咀嚼しながらゆっくり自分のものにしましょう。

 一つ知って一つ出せばクリアなら、世の中強い人ばかりになります。


 強くなることを焦らず、じっくり腰を落ち着けて取り組んでください。


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豆腐の本棚~第二冊「アマが強くなれない4つの理由」

 どうもこんばんは。豆腐の角です。


 本日の一冊は、武宮九段の「アマが強くなれない4つの理由」です。

 (↓画像クリックで見れます。)



 私は最近めっきり囲碁関係の本は買いませんが、基本的に囲碁関係の本は、棋譜集と詰碁、そして雑誌をたまに……しか買いません。技術書(戦術系とか教科書みたいな類)というものは、結局身に付いた覚えがないからです。

 もちろんその本を叩き台にして実戦を繰り返せばインプットとアウトプットの関係上、技術書も身につくはずですが。

 ですが、私はもっと根本的なところが大事ではないか、と思っています。戦術などの技術は、たしかに大事かもしれません。ですが、結局碁の勝敗を決めるのはもっと根本的なところにあるのです。

 肉を鍛えるのではなく骨を鍛える。といった感じでしょうか。骨を鍛える類は、詰碁、棋譜並べ、実戦の三つが基本です。

 そして本書は、その正しい骨の鍛え方、碁の根本とは何か?を教えてくれる一冊です。


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強くなる法則~体と心の関係

 ども~こんにちは豆腐の角です。


 スポーツ選手などが、怪我をする時はどういう時でしょうか?それは身体が固くなっている時です。

 人間は、「やばい」と思うと、本能的に怪我をしそうなところに「力」を入れてしまいます。力をいれた筋肉は固まるため、そこが壊れやすくなります。


 赤ちゃんが二階から落ちても平気だった。そういう話を聞いたことありませんか?赤ちゃんは常に身体を柔らかくしているから大丈夫なんです。生まれながらに達人なんですね。

 この話を聞いたイチロー選手は、「身体の力を抜く」ことを意識するようになったそうです。その結果、今まで大きな怪我をしていません。

 さて、囲碁では怪我はしませんが、強くなるために必要なことは「体と心の力を抜く」ことにあります。

 
 まず強くなるためには、体を休め、リラックスした状態にすること。心もしかり。

 スポンジをぎゅ~~~~と手で握って、そのままの状態で上から水をかけても、スポンジに水は染み込みません。

 力を入れなければ水は染み込みます。


 心も力が入って、固まったりします。たとえば「大石が取られそうだ。いきなきゃ」と緊張が走る。力が入って生きはしたけど、生きただけで終わってしまう。


 これではいつまで経っても、同じところをぐるぐると回る状態になってしまいます。

 心と体の力を抜く。これが技術以前に強くなる大事な要素であるといえるでしょう。


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豆腐の本棚~第一冊「横田茂昭のこの厚み星なんぼ?」


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 
 今日から始まりました、豆腐自慢(?)の本棚の本を紹介していくコーナーです。

 
 本日の一冊はこちら。特徴をよく掴んだ挿絵が目印の(ぁ「横田茂昭のこの厚み星なんぼ?」です。横田九段は二年くらい前にNHK講座を担当されていたので、ご覧になった方もいられるのではないでしょうか。曖昧な厚みの考え方を、級位者にも分かりやすく明解にした名著です。

 当ブログでも厚みについて書いていますが、横田九段の本を参考にした部分もあります。「生きていないけど石の高さのある厚み」「囲っちゃダメな厚み、囲ってもいい厚み」などなど。

 技術的なことより考え方、エッセンスが大事だと私は思いますが、まさに本書は厚みのエッセンスが詰まった一冊といえるでしょう。

 本書を厚み入門の一冊として、お手元に置かれることをオススメいたします。挿絵だけでもお手元におく価値あり。





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強くなる法則~第一感を打とう。


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 時間をかけて、考えて打ったのに悪手だった。そんな事ありませんか?


 実は考えれば考えるほど、より良い手が打てる可能性が高くなる、というのは錯覚なんです。むしろ悪手を打つ可能性が高くなります。

 かえって、最初に思い浮かんだ手が好手のケースが多く、指摘されると「ああ!それ最初に浮かんだのに!」っていう経験ありませんか?

 基本的に最初に思い浮かんだ手が、その人の現時点での棋力で最高の手である場合が多いのです。 

 なぜ考えると悪い手を打つ可能性が高くなるのか?それは考えることで「迷い」が生まれるからです。

 最初に浮かんだ手、考えて浮かんだ手と、二つの着手候補がある局面、考えすぎて迷いが生まれると、「ここまで考えたんだから、考えて浮かんだ手にしよう」となる可能性が高いからです。

 考えて浮かんだ手はひねった手が多く、最初に浮かんだ第一感は素直な手が多い。大抵の場合素直な手がいい手になる率は高いです。

 私は迷ったら第一感に打つことをおすすめしています。最初に浮かんだ第一感というのは、自分が打ちたいと思った手ということですから。もしそれで負けても悔いが残りません。しかし、もし第一感を逃し、「ああ、それ最初に浮かんだのに!」となると、後悔してしまいますから。

 碁の実力を上げるというのは、この第一感の感覚を磨くことにあります。

 もし第一感が間違いで悪いなら、それは実力不足だったというだけです。後悔するより、自分の打ちたい手を打ちましょう。

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囲碁界の課題2

 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 昨日述べたように単価の安い棋戦をもっと増やすことがポイントの一つだと思いますが、ようするに色んな形の棋戦を作ることが一つですね。棋士の研鑽の場、棋士の一般認知度を上げることにもつながります。

 今の囲碁棋戦は大きな会社のスポンサーによる力が大きい。単価が安ければ、あまり有名でない企業からのオファーがあるかもしれません。

 また、ファン個人個人がスポンサーになるという棋戦の考え方もあります

 たとえば、一つのアマチュア囲碁大会の参加料全額を優勝賞金にしたトーナメント棋戦。アマの参加人数によって賞金額が変わります。
 
 アマの大会終了後、プロが参加料全額をかけて戦う公開対局を実施する。アマの人も自分たちのお金が誰の懐を温めるのか?とちょっとワクワクするかもしれません。

 まあ実際は全額は難しいでしょうが、一部をそのように使うことも考えることができます。


 スポンサー以外の財政面の問題ですと、棋士の数が年々増えていることでしょうか。棋士が増えれば予選の対局数が増え、スポンサーの負担も大きくなります。

 これは定年制を作るべきではないかと思うのですが、難しいところですよね。囲碁界は長くプレイヤーとして戦えるゲームですからね。

 一部分の棋戦を参加できない形でもいい。65歳から七大棋戦の一部を参加できなくするとか。

 私としては、65歳くらいになったら囲碁界のため若手を鍛えて欲しいと思いますね。石井先生、井山先生のような感じで。

 囲碁界のレベルアップのための組織を作り、定年後の受け入れ先にします。若手育成のための教材作り・コーチのような感じで、嘱託のようなものでしょうか。

 
 まあ、もちろん現実化するためには色々と問題があるでしょうが、やりようは色々あると思います。


 ここまで色々書きましたが、棋院最大の課題としては、本当に2~30年後を想定して考えているのか?ということです。

 先日の動画しかり、とても危機感があるように思えません。
 

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囲碁界の課題1

 どうも~こんにちは。豆腐の角です。

 
 先日、ニコニコ動画さんでも生放送された「囲碁界の未来を語る会」というのが開かれました。YouTubeにも出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=Vzt4XoP8DJ4&feature=player_embedded

 正直な話、私はパラパラっとしか見ていません。だって長いんだもん!w

 二時間ってあなたwできれば15分事に区切って、テーマをテロップで貼り付けるとか、とにかくもう少し計画的に進めてほしかったですね。実際に会に参加している方々も、これではダラダラとしてしまうのでは?

 長くやればいいというもんじゃないでしょう。15分などに区切ると、緊張感がでるし、少ない時間だからこそ意見を出そうとする人が出てくるはずです。しかもパラパラみた限りでは、何のボードも統計も出てこなかったですし。

 ほとんど口頭のみの会にみえました。パラパラ見で恐縮ですが。ニコニコ動画に流すくらいなら、見てる人の側の気持ちにもなってほしいですね。

 
 囲碁界の課題としまして、大雑把に以下の項目が挙げられます。

 ①棋院の財政問題・スポンサーなど。

 ②囲碁人口の減少。
 
 ③棋士が国際戦で勝てない。

 
 ①について。まず今までの原因を探りますと、かつて囲碁ブームの昭和時代、娯楽文化の少ない時代だからこそ囲碁は流行りました。棋譜が新聞に載れば部数が伸びる時代だったのです。また、政治家も碁を打つ人が多く、指導碁で食べていけました。しかし、この困らない時代が長すぎました。 

 やがでアメリカから野球、テニス、ゴルフなどの娯楽が入り、トドメにはファミコンというお手軽に遊べるゲームが登場しました。

 この結果、趣味の中で囲碁は蚊帳の外に追いやられ、新聞としての囲碁の価値がなくなってきて、部数も伸びなくなり、現在の囲碁界につながっていきます。
 今の七大タイトルというのは、新聞社が握っていますが、不況の煽りと若者の新聞離れによる影響でタイトルの賞金、予選の対局料も減ってきています。

 今囲碁界は新聞社に依存しているような状態ですが、まずはここからの脱却がポイントですね。

 でも不況の今、スポンサーは中々ついてくれません。ではどうするか?


 もっと単価の安い棋戦を増やすことを考えるべきではないでしょうか?
 
  
 囲碁の棋戦を作るとなると、大金が必要なイメージがありますが、もっと少額の棋戦を増やしてもいいと思います。
 ポイントは①ネット棋戦②ニコニコ動画などで実況をすること③少額の棋戦だからこそできる企画。

 などです。スポンサーとしてはテレビ広告より単価の安いネット広告が今主流になりつつありますし、若者の巣窟であるニコニコ動画をうまく使うこと。もちろん面白い棋士を解説につけたり。(強くなくてもいい)

 大企業にわざわざスポンサーになってもらわなくても、少額、たとえば30万くらいの棋戦なら、喜んでスポンサーになってくれるところもあるのではないでしょうか?

 スポンサーは別に会社でなくても、地域や商店街などでもいい。少額だからこそできる宣伝広告を売りにしましょう。

 棋士はお金が少しでも欲しい人が多い。棋戦であればどんなに少額であれ参加したいと思うはずです。
 
 また、以前テレビでやっていた脳内将棋のように、囲碁でも脳内囲碁棋戦、13路棋戦などがつくりやすくなると思います。

 こうすることで棋戦が増え、棋士の対局数が増え、優勝すれば自信がつき、結果に結びつくというサイクルになると思います。


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棋譜お便りコーナー第二局おまけ。実践で学ぶキリとダメ


 ども~こんにちは豆腐の角です。

 最後にちょっとおまけ。まずは復習を。

 ↓のキリチガイはブログでも何度も書きました、キリチガイですね。石数が二つ、お互いの石がバラバラ、そしてダメが二つずつなので互角です。
 
 Baidu IME_2013-9-9_8-56-36

 ↓さて、昨日の図で1とつなぐのはダメだったのでしょうか?これも良さそうにみえます。

 Baidu IME_2013-10-11_11-24-8

 しかし↓2と切られてまずい。 黒のダメは二つずつですが、▲の黒石六子は、碁盤の端っこにいます。石は端っこほど取られやすい性質をもっているので、動きにくくダメも詰まりやすい。

 Baidu IME_2013-10-11_11-32-46

 6に打つのが厳しい手で、コウになります。これは取られると黒大損害なので花見コウとはいえませんよね。

 Baidu IME_2013-10-11_11-30-36

 ↓では正しい黒1とはどう違うのでしょうか?端っこの黒のダメは変わりませんが、1とつないだ黒石はダメが四つ。その上、周りは黒石がいるので黒が戦えます。

 Baidu IME_2013-10-11_11-26-30

 同じように↓6とハネても、7で二子が取られます。前図黒1が仕事をしていることがわかります。
 
 Baidu IME_2013-10-11_11-40-28

 
 このようにダメの数とキリというのは戦いの基本です。是非戦ってる最中に悩んだら、ダメの数を数えてみてください。ちょっとした指針になれば幸いです。

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間違いがありましたm(_ _)m


 ども~豆腐の角です。

 さきほど書いた死活に間違いがあることをご指摘頂きました。m(_ _)mありがとうございました。


 5と滑ったときに6、8、とうち、9の時10に打つ手をうっかりしていました。以下12までコウです。

 9で12に打つのも、10に打たれてダメ。

 Baidu IME_2013-10-10_12-58-50


 ↓前図になるなら、5とつないでるほうが良いかもしれません。7まで、やはりコウですが、黒の花見コウ(文字通りお花見気分のコウのこと。相手は負けたら大損害、自分はコウに負けても損をしないコウのこと)ですので、碁的にはこれでも潰れのようなものです。

 

 Baidu IME_2013-10-10_13-2-51


 実戦↓もコウですが、前図と比べて、とてもお花見気分ではないことは明白です。
 
 Baidu IME_2013-10-9_9-6-7


 どうも皆様大変失礼いたしました。m(_ _)mご指摘いただきありがとうございましたm(_ _)m

棋譜お便りコーナー第二局2-2ナナメにご用心?


 ども~こんにちは。豆腐の角です。



 昨日に引き続き、黒のチャンスだったポイントをみていきましょう。


 の前に!


 まずは経営学入門のおさらいです。

 ↓接近戦で黒が攻める立場の場合、調子を与えない左側の1ノビなど、タテに使うのがいい場合が多いです。なぜかというと、右側のように1とナナメにハネるのは、ノビに比べて相手のダメを詰めて厳しいですが、その分反動で2とナナメに切る手が発生します。ナナメに石を使うと相手にもナナメに使わせる隙が生まれるからです。

 ハネは隙もありますが、勢いを大事にした攻める手、ノビは戦の前に準備をした手であり、隙を与えない一手です。どちらも使い分けが大事。ハネは勢いがあるため、模様拡大を目論んだ攻めを見るとき、ノビは自陣に入り込んだ石に隙を与えず、相手を苦しめる一手になる事が多いです。

Baidu IME_2013-10-10_10-40-47

 
 さて、それを踏まえての↓本題です。2~4の隙を与えてしまったのはしょうがないですが、5は最後のチャンスでした。6のナナメのキリを打たせたのがまずい。切られた5の六の黒石はダメがひとつ。もう片方はダメが二つ。白6もダメが二つ。ダメの数が少ない黒のほうが不利です。ということで……


 Baidu IME_2013-10-9_9-6-7

 正解は↓黒1でした。ここをしっかり守っておくことが大事でした。

 Baidu IME_2013-10-9_9-7-14

 ↓怖いのは1のナナメのキリですが、2から16まで■の黒石を生かすことで攻めあい黒勝ちでした。

 Baidu IME_2013-10-10_10-7-25

 ↓白が1と眼を作りにいくと、黒2が冷静。3には4がトドメです。

 Baidu IME_2013-10-10_10-10-53

 ↓続いて5から~10まで。白は眼がありませんでした。
 
 Baidu IME_2013-10-10_10-12-28

 この碁はチャンスを逃しましたが、ノーサンキューさんが上手く打ち進めていました。最後ヨセで緩まれて負けてしまわれましたが、全体的に内容がいい碁でしたので、この調子でがんばってください。


 もっちとだけ続きます。次回はダメとキリの総まとめです。


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棋譜お便りコーナー第二局2-1攻める時は相手の石をナナメにさせない

 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 今日もノーサンキューさんの碁の続きです。の前に……


 ↓皆さん覚えているでしょうか?石はナナメに使うと、少ないコストで眼形を作ることができます。タテヨコのみだと、一眼を作るのに大変なコストがかかってしまいます。ということは、攻めるときは相手の石をナナメに使わせないのがコツの一つです。
 
 Baidu IME_2013-10-9_11-43-17

 ↓では本題。昨日の図からだいぶ進みました。今1と打って、白を補強したところ。少し黒が甘かったため、1を打たせる余裕を与えてしまいました。さて次の黒は?

Baidu IME_2013-10-9_8-50-5

 ↓相手の石をナナメに使わせない黒1がいい手ですね。白が1と打つと簡単に眼ができます。5も同じ理屈です。ノーサンキューさんの攻めが光ります。

 Baidu IME_2013-10-9_8-51-53

 ↓白は1から5と、アタリにしてきました。白はなんだか苦しそうですよね。1~5とどれもタテ・ヨコにうっており、眼を作るのに苦労しているのが分かります。

 Baidu IME_2013-10-9_8-55-34

 ↓1が一番分かりやすく白を潰す手でした。白2と取ってもまだ一眼で、3とスベリ、4には5で、黒ばかりのところでは眼ができません。これならどやさ!どやさ!でした。(3では3の二としておりましたが、コウになってました。失礼)
Baidu IME_2013-10-9_23-54-0


 ↓実戦は1とつないだため、2、4とナナメに使わせる手段が生まれました。実戦、5は一度コウを取っていましたが、結局5に戻していたので省略しています。6と切られては訳がわかりません。


 しかしこの碁最後のポイントは黒5でした。この手が白を召し捕る最後のチャンスだったと思われます。さて5で次の一手は?
 
 Baidu IME_2013-10-9_9-6-7

 また次回!

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棋譜お便りコーナー第二局1ー2大網とダメ一つの恐ろしさ


 ども~こんにちは。豆腐の角です。


 昨日のノーサンキューさんの碁の続きです。


 実践は1とゲタにしましたが、ゴリゴリやって8とキリが発生。10まで網を食い破られ、魚の黒さん脱出に成功しました。ですが……

 Baidu IME_2013-10-8_9-26-58


 ちょっと気づきにくいですが、1と柔らかくゲタに引っ掛ける手がありました。ゲタは網をしかけるイメージで。本来黒は逃げ出せなかったのです。小さな網がダメなら大きな網を使えばいいじゃない。です。

 Baidu IME_2013-10-8_9-27-43

 ↓今度は2と伸びても、7まで。切るところがなく、網食い破ることができません。黒取られです。

 Baidu IME_2013-10-8_9-28-43

 ↓2には3からシチョウです。

 Baidu IME_2013-10-8_9-29-26


 黒は二子を逃げ出した手で、1と打つのが分かりやすかったでしょう。上辺の黒を安定させ、2と打てば3が厳しい。

 Baidu IME_2013-10-8_9-31-4

 白がスミを1と守れば、2が今度は成立します。なにが違うかというと、前図黒1で■の三つの白石にダメ一つ詰めたのがポイントです。4から6と切る手が発生。10まで脱出です。前図黒1がないとこの4から6のキリは成功しません。

 Baidu IME_2013-10-8_9-34-31
  

 このように、ダメ一つ詰まるかつまらないかで大きく情勢が変わります。ダメは重要な事なのに、あまりダメの話をする人がいません。

 このブログをきっかけに、ダメについてもっと意識を向けられることをオススメいたします。ダメが詰まっていなければ、守らなくてもいいなど、守りのムダが減りますしね。

 
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プロフィール

豆腐の角

Author:豆腐の角
ども~こんにちは。豆腐の角と申します。

棋力は東洋囲碁八段~九段を行ったり来たり程度。兵庫県を中心に、関西で囲碁を教えて生活しています。

現在の所、ネットはカフェトークをhttps://cafetalk.com/tutors/profile/?id=36141&lang=ja参照ください。

リアル個人指導一時間2500円。棋譜添削は三局分を簡単にまとめたものを千円でやっています。(需要の状況により、値上がり変更があるかもしれませんが、ご了承ください)
入門は30分500円から。お気軽にどうぞ。

カフェトークはちょっと無理!でも豆腐は信頼できる!という方は、豆腐とご相談で直接やりとり契約もおkです。生徒さんとの信頼の元やらせていただいております(´・ω・`)

 

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