レッスンにて。競り合いは身長と手筋が重要。


 ども~こんにちは。豆腐の角です。

 今日は去年から指導させていただいている方で、幽玄の間三段の方の碁からです。

 去年は幽玄一級でも苦しいという状態でしたが、現在は三段、さらにはその上を狙える状態になられています^^

 今回は「囲碁の模様・競り合いは身長にあり」という豆腐囲碁格言です。私オリジナルの用語ですね(笑)

 まず白番。45と打ってこられた時のことです。

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 白□と黒□は、→側、中央方面にとって白が一歩先へいっています。これが身長差です。

 身長差で優っていると閉じ込められづらく、またぎゃくに封鎖しやすい状態なため、競り合い、模様の張り合いではこの考え方が非常に重要となってきます。


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 46と打ち、下辺でも身長差で勝ちます。つまり左辺が閉じ込められにくい格好となりました。

 47とこられても□と47は手筋ではありません。つまり48とうてば黒は連携がとれなくなります。手筋であればラインをさかれることはありません。身長差で負けている側が無理やり閉じ込めようとすると、大抵手筋になっていないので破かれるケースが多いでしょう。

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 47と二間にくれば48です。実は白も□と□が手筋になっていません。48と打つことでケイマ、大ゲイマの手筋となり、ラインがサカレにくい形なります。もし48をほかにうつと48の一路右にカタツキから攻められてしまいます。

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 模様はラインをサカレてしまうと模様として成立しません。なのでライン戦線がすごく大事です。つまりは手筋がとても重要ということがわかります。

 手筋はラインをサカレにくい形なのです。

 さて、続いての局面です。これも白番。白はこの一手というべきところがあります。

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 それが70の伸びきりです。伸びきりという手がいい手となるケースが多い理由は、相手との身長差で勝つからです。

 右辺□と70であれば70が身長で優っており、左辺も△では白△が身長差で優位です。両サイドで優位を築いており、封鎖されづらく、黒が封鎖されやすいので白優位な局面です。 

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 70と実戦はあてましたが、この黒二子はカス石です。右下の白はもう生きているので。

 71と戦いの要点に打たれては守勢となりました。75まで、右辺と左辺での両サイドで身長差で優位に立ったため、黒が封鎖されにくく白が封鎖されやすい状態となりました。
 
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 以上が身長についてのお話でした。

 身長の話はとても重要なのですが、あまりこのへんを話される方はいません(^^;漠然と感覚的にいわれる方はいますが……

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感情を思考に切り替えよう。着手に意味づけせよ


 ども~こんばんは。

 なんとも妙な時間帯からの更新です。

 現在日本橋はネットカフェより更新中です笑、あ、明日石心で茹で会なのでよろしくおねがいしますですはい。

 
 今回はレッスンにて。kさんとの会話。

 kさん「天元に打たれるとどうも腹が立ち、なぜか感情的になってしまい、ボコボコにしやろうとしてしまいます」

 豆腐「まずは原因を確認しましょう。天元を打たれて感情に流されてしまうということは、どうしてか」

 kさん「漠然としてて、とらえどころがないからかもしれません」

 豆腐「kさんは読書好きですが、本では結論のないものが苦手なんですよね」
 
 kさん「はい、村上○樹とかだからなにがいいたいんだ!!ってイライラなってしまいます笑」

 ↓につづく

 

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 豆腐「恐らくkさんは天元に村上春樹的ななにかを感じているのかもしれません(笑)ストーリーがみえないから結論が漠然としていてイライラする」  

 kさん「そうかもしれません」

 豆腐「ならば対策は非常に簡単で、天元の手のメリットデメリットをしっかり認識し、思考で処理できるようにすること、結論をもつことです」

 kさん「なるほど!それはよさそうです」

 豆腐「天元のメリットは、取られにくいということと、相手に模様を作らせにくいということ。右辺に三連星をしても天元が模様を制限しています」
 kさん「そういわれると天元がいい手にみえてきました(笑)」



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 こうやって理屈や結論を自分なりにだすことで思考で考えられます。この手を打たれると毎回感情的になってしまうkさんにとっては有力な考え方だとおもいます。

 みなさんも自分のうつ手に理由をつけてうつことをオススメします。

 この手がいい手かどうかわからない。でもそこに決めた。ここですぐうつのではなく。ではその手がどういう理由で着手を決めるに至った経緯、理由をのべよ、と自分の中で問いかけてください。

 自分なりに理由がでない手は感情に流されたり無意識に打ってしまっている手です。

 理由づけすることで深みのある一手が打てるようになることでしょう。

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レッスンにて。厚みに押し付ける攻めの利益の上げ方。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今回は去年の春ぐらいから教え出して、幽玄一級から今年で三段になったKさんの対局から。

 黒番。さあどうしましょう。

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 右側に黒の厚みがあるので、そちらに押し付ける一手です。価値のない右側におしつけ、0目の手をたくさん打たせましょう。


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 以下、適当な図ですが、イメージとしてはこんな感じ。このように右下の黒も強い石なので、そちらへ追い込み、さらに価値のないところへ。黒はというと75、77は中央の模様として利益につながっています。

 89と打つことで大勢は決しました。大変負けにくい局面です。ていうかすでに中央相当やばいんですけどね。、右下白との絡みを狙ってうってもいいと思います。

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 実戦65は硬すぎ。

 66にとばれ、67では68とうたれて左上の黒が弱くなります。下手すると攻められますから、そちらに追い込みづらい。つまり攻めとしてうまくいきそうにありません。模様作るスペースが狭まってますからね。

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 棋理に忠実に厚みへ押し付けるように。価値のない場所へ追い込み、自分は利益をあげる。そういう打ち方を心がけましょう。

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個人レッスンにて。二目の頭。


 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今回は生徒さんの対局から。

 22と切ってきました。ここの石の形をみると、お互い二目の頭を叩きあっている形になります。

 ここで黒の打つ石の形はできれば逃したくないところ。

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 23と打ち、二目の頭を両方ハネた形にするべきです。ダメの数が大きく変わり、白のダメが2になります。

 逆に白に25にハネられると白が黒の二目の頭両方跳ねた形になります。二目の頭両方ハネはかなり痛いです。頭ペンペンお尻ペンペンの要領です。

この形はよくでるので覚えておきましょう。

 

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個人レッスンの指導風景より③

 ども~こんばんは。豆腐の角です。

 今回は毎週一回個人指導を受けに来ていただいている方でKさんの碁です。

 指導を始めたのは去年の四月頃だと記憶しています。当時は幽玄の間に一級で登録されていたのですが、一級、強いなあと思ったそうです。
 最近は腕を挙げられたのか、久しぶりに幽玄の間で打たれたら、かなり一級が楽に感じたそうで、今は早々に初段に上がられました。
 私の予想では二段でいい勝負、三段以上となると今の壁を壊さないといけないな、といったところです。

 
 さて、今回は二段クラスのKさんからみえる風景を楽しみましょう。

 黒番です。白中央に眼がなく、もがいている所さて、次の一手は?
 
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 まずは状況判断をしましょう。△の白はまだ中央に眼を確保できていませんが、黒の周囲も完全に手厚く方位しているわけではありません。中央に飛び出しもありますし、一気に取りに行ってうまくいくかどうか……

 黒の△もAがスソあきで根拠がしっかりとあるわけではありません。Bとシマリをうたれるだけでも左辺の△黒を睨まれた格好となります。

 黒は右上に約15目、下辺に40近く。白は右辺と左下に20あれば多いほう。あとは上辺がどうなるか、というのがポイントです。

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 豆腐「中央は取りに行っても取れるかわかりません。取れなかった場合、利益は0です。むしろ戦っていることに夢中になり、全体にマイナスを及ぼすかもしれません」

 Kさん「中央はあえて攻めない……ということですか」

 豆腐「はい。それよりも左辺に目を向け、74と左辺を安定させて、弱くなる石をなくしてから上辺に手をつけましょう。大きな白地ができるのはここしかありません。そして中央に死ぬかも知れない石を抱えている白は、上辺に手をつけられた石の処理に困ることでしょう。下手をすれば中央に響きますから」

 戦争でも、弱っている国を攻め滅ぼそうとすると思わぬ反撃を食らったり、ヤケクソのとばっちりを食らったりします。なので完全に攻め滅ぼすという行いは、攻める側も無傷ではすまない。非常に危険なのです。

 左辺に黒は15目近い黒地をつけ、右上とあわせて30、下辺とあわせえ70近くなりました。あとは上辺を適当にさばけば勝ちの碁です。

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 Kさん「実戦は74から攻めにいきました」

豆腐「こうなると白も必死に75と抵抗します。この時□の石の壁が脆くなってしまい、左辺の△も弱体化の危険性を孕んでいます。74自体はそれほど大きな手ではありませんし、逆に攻めきれず、後手に回って攻守が逆転してしまったら目も当てられなくなります。

豆腐「なのでこういう取りかけは、完全に読みきった場合と、相手が完全に無理をしてきた時以外はやらないことです。単純に取るか取られるか、ではなく危ない石を利用し、生かさず殺さず利用できるようになりましょう」
 

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 こういった取れるかどうかわからない局面、読みきれない局面でプロは放置をよくします。特に時間の限られているNHK杯などではよく使われる処世術です。
 

 Kさんは取りに行く事がなくなれば、一気に上がると思いますので頑張りましょう。

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プロフィール

豆腐の角

Author:豆腐の角
ども~こんにちは。インストラクターの豆腐の角と申します。

棋力は東洋囲碁八段~九段を行ったり来たり程度。兵庫県を中心に、関西で囲碁を教えて生活しています。2011年には兵庫県世界アマ予選で優勝したことがあります。プロ試験とかぶって辞退することになったのですが(^_^;)
 
HPにてレッスン受け付けております。級位者から高段者まで、伸び悩んでいる、相談したいという方はぜひどうぞ。

囲碁レッスンサイト碁円 http://r.goope.jp/igogoen
 

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